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\募集/「帰る旅スタディツアー2023」第1弾!温泉宿再生プロジェクトのサポーターを募集!(参加無料・1泊2日)

こんにちは、「帰る旅」研究会メンバーのサトルです。

2023年、皆さんに気軽に地域とのつながりをつくり「帰る旅」を体験していただくためのツアーの開催が決まりました。気軽に1泊2日で「帰る旅」が体験できて、【参加無料】のモニターツアーです。
※本モニターツアーは観光庁「第2のふるさとづくり事業」に基づき補助金が適用されます。

<ただいま多数応募いただいています、抽選結果は後日お知らせします>
応募締切:令和5年9月15日(金)
※厳正なる抽選後、応募者の皆様へ結果をメールで9月18日(月)までにお知らせいたします。

「帰る旅」とは? 

「実家のようにふらっと帰る場所がほしい」「レジャー旅行では物足りない、地方の暮らしを体験したい」「地方移住・2拠点居住はハードルが高いけど、地方ぐらしを擬似的に体験したい」…そんな方々に提案している新しい旅行スタイルです。

【解説:「帰る旅」プロジェクトとは?】
「ただいま・おかえり」で始まる旅をつくっています。例えば「5時間の宿しごとお手伝い」が宿泊料代わりになる滞在拠点『さかとケ』」「森の再生+新価値創造『帰る森』」「ワイナリーでお手伝い『帰る農園ランチ』」など、それぞれ部活のように、興味ある活動に気楽に参加して「帰る旅」を楽しむ人を現在募集しています。

●帰る旅公式サイト


【帰る旅スタディツアー2023】
「しなの荘」の女将さんと考える
『おひとりさまリトリート温泉宿』
再生プロジェクトツアー
(1泊2日・参加費無料)

大宮市出身の女将さんと
自家源泉の温泉宿「しなの荘」との出会い

「サンダル履きで『ただいま〜』って。まるで実家のような自然な気持ちで、背伸びせずに帰ってくる。自然と向き合い、自分と向き合い、等身大になれる。それが『津南』であり『しなの荘』です」(女将・麗好さん)

そう話すのは、「越後田中温泉 しなの荘」女将の山岸麗好(れいこ)さん。趣味はビールと、学生時代から続けるバドミントン。新潟県魚沼郡津南町の老舗旅館「しなの荘」の2代目女将だ。

夏の津南名物、アスパラを採取する、麗好さんはビールが大好き

麗好さんは埼玉県大宮市出身。
学生時代、そして卒業後もスポーツに携わってきた。スポーツ好きがきっかけに、とある長野のペンションに通い、そこで働くことに。その結果、自分自身で宿を開業したい!と都内の調理師学校へ通い始めた。そこで、宿経営を引き継ぐことが決まっていた今のご主人と出会った。それから20年、ご主人の実家である「しなの荘」で一緒に旅館業を営んできた。

もうひとつの「実家」のように、背伸びせずに帰る場所を目指す「しなの荘」は、雄大な津南の自然に囲まれ、つるりとした湯ざわりが評判のアルカリ性で天然温泉100%の贅沢な自家源泉に根強いファンも多い。ゆったりと癒される温泉旅館として、今も人気を博している。

自家源泉100%の温泉は優しい茶褐色のお湯、つるつる美人の湯と地元にも愛されている

町「津南」と宿「しなの荘」

「しなの荘」のある津南町は新潟県の最南端、千曲川が信濃川と名を変える長野県境にある。冬の期間が長く、日本有数の豪雪地帯である一方、夏は北西の涼風に恵まれ、高原のようなさわやかな気候が続く。雪下人参やアスパラ、お米などの名産に、ひまわりやスカイランタン、秘境と呼ばれる秋山郷など、雄大な自然やモノにも恵まれる地域である。近くには風光明媚な景色が人気のローカル線「飯山線」をのぞむ立地だ。

「しなの荘」から徒歩5分、川向うにある飯山線の越後田中駅の駅舎

「しなの荘」は昭和38年創業。
津南地域では初めての温泉を擁する旅館として、行列ができるほどの大盛況を迎えながら地域・旅行者に愛されてきた。時には災害や時代の移り変わりによる影響を受けながらも、そのたびに建物やプランもアップデート、コロナ禍では敷地内にキャンプ場の新設にも挑戦し、常に進化を続けてきた。

「温泉好きのお客様だけでなく、男性おひとりの撮り鉄さん、新しくオープンしたキャンプ場にもファミリーで訪れてくれたり。『会いにきたよー、ホッとするね』と声をかけてくれるお客さんもいてね。『つなベジ会』という、津南農産物を盛り上げる会を立ち上げたり、最近は『秘湯を守る会』にも所属して。お客様だけでなく従業員や地域の方にも恵まれて、充実しています」(女将・麗好さん)

そして「しなの荘」は、次のステージを迎えようとしている。


ふらっと、ひとり実家に帰るように
「しなの荘」へ帰ってきてほしい

リニューアルコンセプトは
❝自然と、自分と向き合う空間を
ひとりでも楽しめるリトリート温泉宿

これが今回目指すリニューアルのコンセプトだ。

過去には2011年の長野県北部地震をきっかけに、一度宿自体のリニューアルを実施。そこからさらにコンセプトを磨き、客室の改装も含めリニューアルに動き出す。このコンセプトは、麗好さん自身がコロナ禍を経て、改めて自分自身の生き方や、津南町の持つ魅力を考え直した経験からもきているという。

「先日訪れた久しぶりの六本木は、21時でも街中がキラキラしてた。でも津南の21時は真っ暗。都会ってなんでもあるけれど、何か足りない気がするでしょ。逆に津南は、何もないようだけど、その制約を楽しめる。自然と触れ合ったり、数時間来ない電車を心待ちにしたり、真っ暗な中で星の明かりや焚き火を楽しんだり。自分自身と向き合えるんです。どちらも経験することでどちらの良さにも気づけるのかもしれないね」(女将・麗好さん)

一般的な旅行は、毎度違う場所へ行って異なる体験をして、新たな刺激を得る。それも良いけれど「しなの荘」が目指すのは❝ふらっと、ひとりで実家に帰るような背伸びをしない体験❞
「津南」「しなの荘」それぞれの価値を活かし磨いていきたい。それをお客様に感じてもらい、「しなの荘」をきっかけに津南を好きになっていってもらいたい。そして、津南が好きな地元民と一緒に街を盛り上げていきたい。「しなの荘」は、津南地域のショーウィンドウを目指す。

ツアー参加者と
「しなの荘」の可能性を一緒に考えたい

今回のツアーは、参加者にもアイデアを聞き、宿の未来を考えるツアー。期待することを麗好さんに聞いた。

「2日間の滞在中、『しなの荘』の空間で何を感じるか? もし実家のように訪れるなら、どんなサービスがあると良いか?
参加する方々と、一緒にたくさん会話しながら考えていけたら良いな、と思うんです」
(女将・麗好さん)

都会生まれで故郷の田舎が無い人、何か理由があって故郷に帰れない人、素朴さを求めるような人、そんな人にも「津南」そして「しなの荘」の空間やご主人・女将さんの醸す雰囲気はぴったりかもしれない。
自然と、自分と向き合いながら、一緒に「しなの荘」の未来を考える。
まるでかりそめの実家で、親戚とわいわいテーブルを囲むような貴重な体験が旅先でできるのではないだろうか。

●ツアー参加者にメッセージ
(女将・麗好さん)

津南町を、しなの荘を、もうひとつの故郷にしませんか?
懐かしさ、自然体、安心、素朴、そんなものを味わってもらい、その中で自分らしさ、人間らしさを思い出してもらうきっかけにしてもらえたら嬉しいです。おひとりさまも、大歓迎でお待ちしています!

「しなの荘」のご主人と麗好さん、ふたりと宿の新たなポテンシャルをみつけてみませんか?



開 催 概 要

【開催日】
令和5年9月28日(木)~29日(金)1泊2日

【定 員】 10名様

【集合時間・場所】28日(木)13:00 JR越後湯沢駅前

【解散時間・場所】29日(金)17:00(予定)JR越後湯沢駅前

※28日は各自ランチをとってから集合ください。
※ツアー中の車移動はマイクロバスが送迎します(徒歩の行程を除く)。

【参 加 費】 無料 

【対 象 者】

・ツアー内容をご覧いただき、終了後にアンケートにご回答いただける方。
・ツアーの様子を宣材写真としての撮影を許諾いただける方。
・ツアー全行程にご参加いただける方(途中離団はお受けしていません)
・ご自身で体調管理をしていただき、当日体調の優れない方、発熱がある方は参加はお控えください。
・1名参加の場合、相部屋宿泊となる可能性があります(男女別)。その点をご理解いただける方。(相部屋の場合は決まり次第ご連絡します)

【ツアーに含まれる金額】

●宿泊費・現地交通費
・しなの荘宿泊費(1泊2食付)が含まれます。
・ツアーに含まれる現地での交通費はマイクロバスを使って移動します。
※集合場所までの交通費は含まれておりません。

●ツアー中のお食事代
・しなの荘での1日目夕食、2日目朝食・昼食は含まれます。※飲み物代、お土産代等は含みません。
・1日目夕食後の2次会は希望制ですが、参加される方は、ぜひ各自がご自分用の「お酒等の飲料+おつまみの持ちより制」で参加お願いします。持ち寄りしない場合は「1名別途1000円」のお支払で参加可能です(宿で用意した飲料・おつまみを提供、現地で現金払い)。

●保険料
・国内旅行傷害保険1,000万に加入いたします(保険料は不要)。


宿 泊 先 越後田中温泉しなの荘

新潟県中魚沼郡津南町上郷上田乙2163
※お部屋タイプはお任せとなります。2名以上で予約の場合は同室に、1名でご参加の場合は相部屋となる可能性があります(男女別)。

行程内容

※一部、天候により内容が変更になる場合がございます。

1日目(予定)

・13:00 JR越後湯沢駅にて集合
 ↓ 津南町へ移動(マイクロバス)
・14:15 立ち寄り観光
(津南町農と縄文の体験実習館「なじょもん」で町の特徴を解説)
 ↓ 町内を移動(マイクロバス)
・15:00  しなの荘 到着・チェックイン
・15:15  しなの荘 敷地内をツアー(徒歩)
・15:45  しなの荘のリニューアル・アイデアを考えるワークショップ①   
  (参加者の皆さんとアイデアをディスカッション・共有)
・17:30 フリータイム(入浴、休憩など)
・18:30 夕食(女将も参加予定)
・20:30 2次会「焚き火を囲んで女将bar」
 (任意参加、雨天の場合、室内となります)
・22:00 解散・就寝

2日目(予定)

・5:30 日の出ツアー(周辺のスポットに送迎、任意参加)
・8:00 朝食
・9:00 周辺を視察(徒歩)
・10:00 しなの荘のリニューアル・アイデアを考えるワークショップ②
 (ご主人・女将とアイデアを共有、今後の取り組みイメージを整理)
・12:00 しなの荘をチェックアウト・出発
 ↓ 町内を移動(マイクロバス)
・12:30 津南町内の飲食店へ到着・ランチ
・14:00 ランチ終了・出発
 ↓ 町内を移動(マイクロバス)
・14:30  神秘の池「龍ヶ窪(りゅうがくぼ)」に到着、ガイド付きで観光
・15:30  「龍ヶ窪」を出発
 ↓ 移動(マイクロバス)
・17:00  越後湯沢駅に到着・解散

「しなの荘」本館の客室イメージ
1日目夕食後には、女将さんと語らう「女将バー」を実験的に開催、焚火を囲みます
地のモノもふんだんに使った、2日目朝食のイメージ
2日目に立ち寄る「龍ヶ窪」は、神秘の池として人気の場所

服 装

・動きやすい服装、歩きやすいスニーカーなど 
・雨具

持 ち 物

湧き水をご案内予定。お水を汲みたい方は水筒など持参ください。

応 募 方 法

応募締切:令和5年9月15日(金)
※厳正なる抽選後、応募者の皆様へ結果をメールで9月18日(月)までにお知らせいたします。
●ツアー応募フォーム(Googleフォーム)

実施体制

企画運営:(一社)雪国観光圏
協  力:(株)リクルート
主催・問合せ先:雪国観光舎 越後湯沢温泉
        新潟県知事登録旅行業 第2-433号
        電話:025-785-5353 
        メール:hosoya@yuzawaonsen.gr.jp
        営業時間:9:00~17:00

宿のすぐそばを流れる信濃川は、冬季には幻想的な風景に
津南町の秋山郷エリアは紅葉の名所として人気



「帰る場所」は一つよりいくつかあったほうが、心にゆとりが生まれるかも

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