X100Vで撮る、ETERNA /シネマ
夏に撮った写真を振り返ってみたくなった
茹だるような暑さが続いて、日中に写真を撮る行為をめっきりしなくなった夏でしたが、
そのおかげ(？)で新しいフィルムシミュレーションに出会いました。
【ETERNA /シネマ】です。
前回の記事ではクラシックネガがマッチする条件を自分なりにまとめてみましたが、
たしか「柔らかい光×朱色or緑色が合うんだよ〜」とかなんとか言ってました。
しかし7月に入ってから、日が登っている時間は外に出て5分で汗だくになるような暑い日が続き、
とても外で写真を撮る気が起こりませんでした…。
すると必然的に日が暮れる前の時間にカメラを持ち出すようになり、
クラシックネガでは自分好みの写真が撮れなくなったことに気がつきました。
この時間帯はどのフィルムシミュレーションが合うのだろう…？
クラシッククロームもなんかしっくりこないし…。
いっそ無しでもいいか…？
とかモヤモヤしながら写真を撮っていると、
「あれ、これいいんでないか？？？」
ってなった写真がこれ。
クラシックネガにハマっていた時は、
特徴的なコッテリとした緑！！最高！
メリハリのある階調！
てな感じでクセのある写り（褒めてる）に魅力を感じていたこともあって、
ETERNA /シネマの持つ「どこか眠たい写り」という特徴がどうも好きになれませんでした。
日暮れ前の空気感とシネマ・ルックの相性
しかしまあ人の好みなんかすぐ変わるもんでして、
上の一枚が撮れてからは、狂ったようにETERNA /シネマで撮りまくってました。
（今まで避けててごめんね🥺）
ETERNA /シネマの特徴をFUJIFILMさんのQ&Aページから引用します。
映画用フィルム「ETERNA」がベース。
特定の色が主張しすぎないように彩度はおさえめ、急な白飛びや黒つぶれを防ぐハイエストとディープシャドウの非常に柔らかい諧調により、 "シネマ・ルック "を実現しています。
公式でもおっしゃっているように、彩度・コントラストが低めで、
どんな場面でも柔らかく、どこか懐かしさを感じる写りをしています。
個人的にはこのETERNA /シネマ写りと夕方の空気感が、ひじょ〜〜にマッチすると感じました。
ETERNA /シネマで撮っていて、モニターに映るプレビューを見て
ハッとさせられた写真が以下の2枚です。
まず、1枚目の写真ですが、
この日は湿気のあるムッとした空気が漂いつつも、
夕陽(それほど夕陽でもないな)が強く差し込み、
光が遠くまで届くほど輝きが強かったことを覚えています。
写真にもそれがうまく乗り込み、ムレ感を感じる一枚でお気に入りです。
2枚目は島根県隠岐郡の西ノ島町という島で撮った写真です。
（正直ロケーションの強さに助けられていますが）これもETERNA /シネマの写りと空気感が
ピッタリ合ったと感じた一枚です。
（ハイライトがぶち飛んでいますが、これはこれで良いとさせてください…笑）
最後にこの夏7・8月で撮った写真をいくつか載せて終わりにします。
ここまで読んでくれてありがとうございます！
noteの写真アップロードしたら順番ごちゃごちゃになるの直らんかな...。
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