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実えんどう 目標収量

島で農業する上で、私が柱と考えているのは、メロン、パッションフルーツ、実えんどう(グリンピース)です。

「グリンピース」というと、冷凍のグリンピース、ピラフに混ぜてある安いイメージがありますが、生のグリンピースは結構高級食材。甘くて美味しいです。鹿児島県は、まぁまぁの産地で、徳之島のJAでも取り扱っています。

1.収益性

まずは、収益性ですが、上手な人で、100万円/反(10a=100m*10m)と言われています。
約3ヶ月でこの収益のため、メロン、パッションフルーツ、実えんどうで各100万円利益を出せれば、島ではちゃんと暮らせます。

2.目標収量

「100万円売り上げる」、とは言え、自分がどの状況か(いい状態か、悪い状態か)わからないと、次の対策が打ちにくいです。このため、日々どのぐらいの収量があればよいかを整理してみました。
各数字は、以下の通り、1つずつ解説します。

a売上目標は、100万円/反
b想定の単価は、600円/kg
これによって、a÷b=c目標収量1667kg/反が求まります。
これを、1月中旬-3月中旬の約60日で上げればよい感じです。

ここから、うちの畑の落とします。
今年は初めてなので、うちは3aしかしていません。3aの目標収量は
d.500kg/3a
3a=3畝☓50mで作っており、畝ごとの収量を出すと、
e.167kg/畝(=50m)

3.1日あたりの目標収量

収穫期間は約60日なので、1日あたりの目標収量は、
e.167kg/畝(=50m) ÷ 60日=f. 2.8kg/50m・日
1週間溜め込んで収穫しているので、週あたりの目標収量は、
g. 19kg/50m・週 となります。

まだ、収穫開始段階で、フレはありますが、体感的にはあっている感じです。
こんな感じで、日々に落とした目標収量を出すと、やっていて安心しますし、どうすればよいか対策もできますので、オススメです。

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