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生産品の魅力分析

島でも、他の地域にない魅力のある作物が、生き残っています。
その中から、自分でも、色々考え、メロン、パッションフルーツ、実えんどう、トマト、をメインで生産しています。

それぞれ、何が魅力なのか、少し考えてみました。

1.単価

単価が安いものは、特に島では、以下のデメリットあり。
・本土品:九州では、熊本の、大量生産品に勝てない
・島のJAでは、引き取ってくれない
・自分で売っても量がさばけない。
→よって、ある程度単価が高いものに絞って、島では取り組む必要があります。

となると、どうしても、野菜でなく、果物中心になります。

一方、メロンのように、1個 1500円~、通常セットで、3000円から、という、高すぎるものは、年末の、ちょっと異常なテンションの時しか売れません。

その点、パッションフルーツは、1個 約100円で、袋の入れ方で、300円、500円、1000円と、価格設定が出来、島では、人気のフルーツなので、すごく売りやすいです。

トマトも、野菜と果物の中間ですが、とにかく人気があるので、量も稼げるし、単価も200円/200gとかで売れるし、宣伝効果があるので、片手間でやるには、なかなかいいです。

2.保存性

無人販売所で売るにあたって、日持ちするのは非常に助かります。
レタスとかは、半日でだめになるので、売るのは難しい。こういう野菜は、市場に出さないと、ダメなんだろうなと思います。
しかし、島から、本土に出すと、船で2日はかかるので、軟弱野菜は不可です。

野菜の中では、トマトは、比較的日持ちがよく、3日ほどは、問題ないです。土曜朝に無人販売所に出して、土日で売り切る感じで売っています。

その中で、果実は、野菜と比べ日持ちがよいです。
特に、メロン、パッションフルーツは、追熟してはじめて美味しく食べれるぐらいなので、1ヶ月は持ちます。
なので、一気に収穫し、ゆっくり売れるので、非常に助かります。

3.流通品との差異

流通品の方が、安くて、美味しければ、流通品でいいよね。
今、育てているのは、流通品に勝てるものがある品目達と思っています。

1)メロン:島の人の親戚への贈り物需要がメインのため、島産ということで、差別化出来ています。
2)パッション:これぞ、南国フルーツ。本土では、作るのが難しい。
3)実えんどう:本土より、約2ヶ月早く収穫できる。
4)トマト:島で売るなら、完熟品を売れるので、値段的も、美味しさも勝てる。

4.商品の魅力

なぜかはわかりませんが、メロンはダントツの商品力。
もらった時、”わーすごい!”ってなります。昭和生まれに刻み込まれたDNAでしょうか?
パッションフルーツ、トマトも、子供から大人まで喜ばれ、こちらまで嬉しくなります。

実えんどうは、、、まぁ野菜なので、、好きな人に喜ばれればいいです。

5.最後に

このように、整理して書いてみると、「こういうのを魅力に感じて作っていたんだな」って整理できて、また、明日から、自身を持って、作業にかかれるという感じです。
たまには、こういう、振り返りもいいかなと。

https://kaeru1616.stores.jp/

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