2019年11月17日(日)

洗濯をしていると【三枝夕夏 IN db】のことがふいに思い出されてきた。名探偵コナンの主題歌を一時期盛んに唄っていた。その瞬間頭の中で【三枝夕夏 IN db】を思い浮かべている人間が、私以外にこの宇宙に存在しいたのだろうか? 【三枝夕夏 IN db】についてはこうして何の脈絡もなく思い出すことが偶然できたが、もう思い出されないまま、記憶の奥底に眠ったまま浮かび上がってこない幾多の人物や事柄があるのだろう。(ちなみにそのとき頭の中に流れていたのは【青い青いこの地球に】で、それは【三枝夕夏 IN db】の曲ではありませんでした、そのことはあとで気づきました)

ポケモンの発売日翌々日とは思えない予定の詰め方をしていて、それは今回は物凄くゆったりとしたペースでポケモンというゲームに向き合っていこうという姿勢の表れであるのかもしれなかった。新橋へ通院後横浜に移動。新橋駅の構内の、東海道新幹線の線路が通っている真下の部分はJR東日本ではなくJR東海の敷地なので、JR東海の管轄・デザインの自販機が設置されている、という雑学は、それを実際に目にするかどうかにかかわらず、新橋に来るたび頭をよぎる。新橋⇔横浜をわずか二十分程度で結ぶ東海道線は立派。工事が連鎖している横浜駅構内および地下通路の進行状況は、岡田利規の【黄金期】をごく直接的に思い出す。『横浜のスタバ』で書き物をしたのち徘徊。あれだけ駅に直結している顔をした地下通路がそのじつ直結しておらず、改札に行くには一旦エスカレータで上がって外に出る必要があるのが不思議です。暫定的な状態が、一生続くのだろう。

横浜には演劇を、オフィスマウンテンの【Noと言って生きるなら】を観にきたのだった。 演劇は、演劇ではなく伴奏が発話のダンスだった、という言い方をするほかなかった。直感的に好みかどうか、で言えば好みではない、だけれども、何かアップデートしようとしている手触りは感じた。真後ろに座っている人間が岡田利規にとても似ていて、山縣太一の俳優としてのラストステージを観にきたという筋立てならば、二人の関係性を鑑みれば単純に感動してしまいます。

夜飯は何を食べたいのかいまいちわからなかったが、横浜に来たので家系ラーメンが食べたいと思っているのではないか、という欲求の操作を施して、家系ラーメンを食べた。おいしかったが最適解ではない気がした。

#日記 #エッセイ #コラム #小説 #創作

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