2020年2月23日(日)

労働、金がないので缶コーヒーすらクレジットカードを通じて来月の俺におごってもらう始末だった。ホラーを見るぞという謎の機運が突如として高まって、【ミッドサマー】を見た。大枠で言えば予想の範疇にある突飛な(そして凄惨な)出来事を予想されるタイミングから僅かにずらして提示され続けるという了解が生じることによる緊張感の持続、というのがホラーの基礎で、その点に関してはよくできていたと思った、つまり怖かった、カルト的な世界観もよく練られていてそこへの部外者の嫌悪と同調の手際もよかった、むしろよすぎたとも言えて、そこには予定調和すら見て取れてしまって、その点では個人的には微妙だった。ホラーと言えば一時間以上並んでありついた二郎がものの五分で消失する事態もホラーだった。

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