2020年4月27日(月)

【ID:INVADED イド:インヴェイデッド】を一気に見る。アニメを一気に見るという行為をしたのはずいぶん久しぶりだ。一気に見ることができた。一気に見る(読む)ことはその物語から早く脱したいと思っているということで真の面白さではない、と言うこともできるということはわかっているけれども、それでもこの一気になされた視聴は面白さに支えられたものであるように、自分には思えた。とはいえ後から振り返るとき、一日でまとめて一気に見る場合と、毎週三十分ずつ三ヶ月に渡って見続けるのとでは、経験として明らかに手触りが違うのは間違いのないところで、それが作品への個人的な評価、というか素朴に感想というべきかもしれないが、そこに影響するのは逃れられない。一日ではそれを見ていたという生活の日々に、季節にならない。目も疲れる。頭も。過剰に物語的な要素を詰め込むことによって物語という概念自体に疑念を提示する舞城の手つきがとてもよく映像化されていた

#日記  #エッセイ #コラム #小説 #創作

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?