2019年8月22日(木)

暇を持て余して、国立から分倍河原を経由して聖蹟桜ヶ丘まで徒歩で行く。目的を定めるとそこに焦点が定まって目的外のことを見落としがちになる、そんな具合の滝口悠生の(小説に託された)至言に基づいて目的(地)などないと泰然として言い放ちたいけれども、事実そんな感じの歩行ではあったけれども、一応はブックオフにて過去の新潮を探すという名目が、ぼんやりとはあった。岡田利規が短編を載せている号。実家近辺の、いわゆる多摩とか武蔵野という概念で括られる地域は、少し行けば都心部と比べて如実に空が広いということを、多摩川の河川敷に足を向けるたびに思っている。 唐突に崎山蒼志と浅井健一にはまる謎。

#日記 #エッセイ #コラム #小説 #創作

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