2019年8月26日(月)

昨日の夜、十日ぶりの労働はむしろ少しばかり楽しみかもしれない、みたいなことを一瞬でも頭に過らせることを許した私の浅はかさ。いざ職場へと向かうとなると、普通の辟易が心中に色濃く存在している。私(たち)を乗せた路線バスが、 私(たち)の出社への暗澹なんて考慮することなくすいすいと進んで、職場最寄の停留所に向けて最後のT字路を、かなりの重力を伴ってカーブしていく頃には、その暗澹もピーク。圧倒的な疲労感に苛まれてくるから、飲み会をキャンセルして業後は銭湯に行く。職場で醸成される、物を書かなくてはという焦燥感を、自宅までうまく維持することができないことも多いから、帰路の中途で喫茶店に寄るか、あるいはベッドを捨てるか。

#日記 #エッセイ #コラム #小説 #創作

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