2020年5月14日(木)

自宅の壁床天井における新規蜘蛛発生件数が、急増している。寝ているときに口に侵入するリスク、その想像の促進さえなければ住まわせておいてもよいのだが、それが無になることはぜったいにないので、仕方がないのでそっと逃がすように心掛けている。蜘蛛を見かけると必ずと言っていいほど、ぴょん吉、と呼び掛けてしまうのは滝口悠生の小説の影響だ。夜は買い物に行く。この時間でも半袖が許され、かつ長袖でも別段構わない、というこの素晴らしき気候を有するわずかな時季を切り取って永久に保存して、私が海水浴をする日以外は自由に取り出せるようにしたい。夜は買い物に行った。高い、と言っても冷凍のそれと比べればという程度だが、冷凍でないうどんを買う。

後に言う中途半端な怠惰の例のように、働きたくないと思いながらも働いている人や、逆に働いていないし無職であるのを好んでいはいるが、将来の不安から就労を考えている人などもいるだろう。しかし以下では、かなりの程度怠惰な人のことを代表させて無職と呼んでいるので、ご了承願いたい。
【生まれてきたことが苦しいあなたに 最強のペシミスト・シオランの思想(大谷崇)】

後で言われる中途半端な怠惰、というものをここ最近は十全に発揮している。

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