2020年3月15日(日)

【A子さんの恋人】の最新刊を読む。A子がA君に行くのかA太郎に行くのかそれともどこにも行かないのかという三角関係の行方が気になる、という楽しみ方はあまりできていないが絵柄と演出と(主に悪口の)台詞がとても好きなので、つまりずっと読んでいたいということなので、次の巻で終わるのは悲しかろう。お金がないので悩んだ末に冬目景の画集とアートグラフを売るも思ったより安い。今この瞬間の冬目景に対する思い入れ、というものはたしかにそこまでないが、それでも当時はかなりのめり込んでいた作家作品の名残がこんなはした金に変わってしまうなんて、変えてしまわざるを得ないなんて、世知辛い世の中だなあ、という気持ちを積極的に味わいにいった節もある。カレーを作り、ガルシア=マルケス【愛その他の悪霊について】を読み進めると読み終える。付録の年譜が南米大陸発見から記されていて壮大さに笑う。

#日記  #エッセイ #コラム #小説 #創作

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