2019年5月28日(火)

5/26(土)に私に人間としての確かな成長、を実感させてくれたメルカリの荷物が返送されて私は一層人間としての減退した。あれは絶対に潰せば3センチ以内だろう。という具合の悲劇的な事件だったがこんな事件が霞むほどの悲劇的な事件が起きてしまった。悲劇的という単語に収斂させてはならないような。この手の事件・事故が起こるとその日は結構びくびくした感じで生きているというか、そういう悲劇が少なくとも自分には降り掛からないように自分の身体の周囲に薄い膜を貼って生きている感覚があって妙に落ち着かない。個々人の狂人性に回収されない問題、幸福の総量と配分の不均衡、承認の眼差しの不在。みたいなワードが脳裡にてらてら浮かぶが深追いはやめた。登戸は高校時代の乗換駅だった。私が加害者側になるにはかなりの万が一に万が一を重ねて長い道筋を踏破しない限りはならないと少なくとも今は思っているが、被害者側になるのには文字通り何の理由もないのであって、そう思うとやり切れない感情という紋切り型の中身を切に知る。

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