【組織作り】スタートアップ「kaeka」が4000人以上に伝え方トレーニングを届けた裏側 〜伝え方教育スタートアップという前例のない市場での挑戦〜
こんにちは!kaekaで、人事責任者をしている小倉琳です。
kaekaは2023年11月で5期目に突入しました🎉
ありがたいことに、kaekaではこれまでで4000名以上の方々にトレーニングを提供してきており、最近はトレーニングのご依頼やカジュアル面談のお問合せいただくことも増えてきています。
その際に「kaekaにはどんな人が働いているんですか?」や「kaekaの組織的な強みはどんなところにありますか?」というご質問をよく頂戴します。
そのため、今日は「組織・チーム」という観点でkaekaについてご紹介をします。
「kaekaにはどんな仕事があるのか」「メンバー同士でどのような交流がおこなわれているのか」など、創業初期から人事として関わってきた立場からお伝えできることをまとめましたので、ぜひご一読ください。
また、文章中でメンバーのnoteなども引用しながらお話をしていくので、ぜひそちらも楽しんでいただけると嬉しいです。
kaekaを支える5つの柱
まずは、「kaekaにはどのような仕事があるのか」をご紹介していきます。
kaekaの仕事は、大きく分けて5つの役割に別れています。
1. Builder:学びの場を作り、支える
1つ目は、「Builder:学びの場を作り、支える」です。この役割は、「伝え方トレーニング」という新しい教育がどうあるべきなのかというビジョンやコンセプトを考え、それを体験に落とし込むことをミッションとしています。
例えば、「伝える力をどのように定義するか」というのは、kaekaのコアとなる考え方です。この問いに対して、私たちはメンバーが4000名以上の方々を指導する中で得た知見や、言葉や話し方に関する研究を踏まえて、「伝える力の14要素」を定義しました。そして、これら一つ一つの要素を習得できるように、kaekaのトレーニングは作られています。現在も、受講生に直接お話を聞きながら、既存カリキュラムの刷新や新カリキュラムの作成などが進んでいます。
「学びや成長を支える体験をしたい」「コンセプト〜体験設計まで一気通貫でサービスを作りたい」という方にはとてもやりがいを持って取り組んでいただけるポジションです。
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山元 二葉(コミュニティマネージャー / kaeka事務局)
2. Trainer:挑戦者に伴走し、可能性を引き出す
2つ目は、「挑戦者に伴走し、可能性を引き出す」です。この役割を担うのは、「スピーチトレーナー」という伝える力のプロフェッショナルです。実際に受講生の課題を発見し、トレーニングを通じて課題を解決をすることをミッションとしています。
kaekaのトレーナーは「グループトレーナー」と「パーソナルトレーナー」という2つの役割があります。
グループトレーナーは、ファシリテーションを通してご参加いただいている皆さんに対して、カリキュラムのエッセンスをしっかりと届けることを目指します。一方で、パーソナルトレーナーは、より受講生一人一人に対して学びをカスタマイズしながら、目標の達成を目指します。目的や重要となるスキルには違いがありますが、どちらもkaekaの学びを支える重要なステップを担っています。
また、kaekaは様々なバックグラウンドを持った方々に関わっていただくために、トレーナーを育成するメソッドも準備しています。だからこそ、「お客様の顔が見える仕事にキャリアチェンジしたい」「人が成長する瞬間に立ち会いたい」という方は大活躍いただけるポジションです。
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河谷麻瑚(パーソナルトレーナー)
西根朋子(グループトレーナー / パーソナルトレーナー)
3. Catalyst:テクノロジーの力で学習を加速させる
3つ目は、「Catalyst:テクノロジーの力で学習を加速させる」です。Catalystは、テクノロジーの力を使って、kaekaの学習がより円滑に再現性高くおこなえる状態を作り出すことがミッションです。
現在、重要なプロダクトは主に2つの種類に分けられます。1つは、受講生とトレーナー・運営間のコミュニケーションを支えるクラスシステムです。そして2つ目は、伝える力を可視化するスコアリングシステム「kaeka score」です。どちらも、kaekaが提供できる価値を拡大していくために、非常に大きな影響力があります。特に「kaeka score」は、Builderが作り出した「伝え方の14要素」を定量・定性的に可視化できる状態を実現する野心的なプロダクトです。
また、近年のGPTの進化を追い風にしながら、kaekaがより多くの方にトレーニングを提供できるようになるために、kaeka scoreは日々進化しています。
私たちにとってテクノロジーは、ビジョンを達成していくために必要不可欠なパートナーです。「アーリーステージのプロダクト開発に挑戦したい」「企業成長に直接的なインパクトがある仕事がしたい」方にはぴったりの環境です。
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4. Promoter:文化を広め、より大きな輪を繋げる
4つ目は、「Promoter:文化を広め、より大きな輪を作り出す」です。 Promoterは、セールスや広報を通じて、kaekaが提供している学びをより多くの人・企業・学校に広めることがミッションです。
私たちは本当にたくさん「伝える力に課題を感じる」「もっとうまく話せるようになりたい」という方々にお会いしてきました。その中には、諦めている方や才能によって決まっているものだと考えて、話すことに後ろ向きになっている方もいます。これは大人の方だけではなく、子供達も同様です。話が上手な友達をみて自信を失い、話すことに抵抗感を持ってしまう子もいます。
だからこそ、私たちはよりスピード感を持って事業を拡大させて、「伝える力は学習によって習得できるスキルである」という考え方を届けていく必要があります。そのためには、より多くの方々に知っていただくための広報およびマーケティング、そして実際に導入していただくためのセールスが必要です。
「kaekaのビジョンに共感し、この事業を広めたい」「これまで培われた経験を活かしてカエカにジョインしたい」という思いで関わっている方が多いポジションです。
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山岡由夏(広報)
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5. Strategist:未来を見据えて、より強い組織を作る
5つ目は、「Strategist:未来を見据えて、より強い組織を作る」です。Strategistは、kaekaが目指すビジョンを実現していくための戦略を構築し、組織を作ることがミッションです。
kaekaは、今年の冬に4周年を迎える若い企業です。創業当初はスモールビジネスとしてやってきましたが、2022年夏に1.2億円の資金調達を実施してスタートアップとしてアクセルを踏むことを決めました。それから1年間、現在は業績も組織も拡大をしています。
「伝え方教育を全国に広め、誰もが言葉を磨く社会を作る」というkaekaのビジョンを実現するために、より洗練された戦略をたてて、それを形できる仲間を集めていかなければなりません。「事業をグロースさせるために必要な戦略作りを行いたい」「拡大期の組織を支える制度・仕組み作りを行いたい」という方には、このようなキャリアもご提案可能です。
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吉田光沙(経営企画)
社内のコミュニティ施策
kaekaでは、この5つの柱が同じ目標に向かって進むことができるように様々な仕掛けを行っています。今回はその一例を紹介させてください。
①kaeka meets
kaeka meetsは、kaekaの体験を向上させるために3ヶ月に1回開催されるイベントです。トレーナーがスキルを磨くための勉強会を実施したり、新しく作られたカリキュラムを全体で実施し、ブラッシュアップや指導の練習をしたりします。また、普段のレッスンには参加していないメンバーにとっても、実際にカリキュラムを体験して、kaekaが提供している価値を再認識するための機会になります。
②合宿
kaekaでは、特定のテーマについて皆で考えを共有する時間を取るために合宿(集中的に議論を行う日)を設けています。例えば、「プロダクト合宿」では複数のチームが合同で、今度の事業成長を見据えた時に「どのような開発が必要なのか」「今後どのようなビジネスチャンス」があるのかを意見を交わしました。そのほかにも、経営合宿やコンテンツ開発合宿など、日々の様々なタスクを一旦そばに置いてみんなで意見をかわす時間を大切にしています。
③カエカフェ
実は最近始めた、新しい社内イベントです。
お昼の時間に、普段は出社していない業務委託のメンバーも集まってお昼をゆっくり食べる時間です。今後も定期的に開催をしていく予定で、スポットで関わっているメンバーであってもフラっと参加することできるイベントです⭐️
オフィス自体がコミュニティスペースと使用できるように設計されているため、皆が寄り合いながら繋がりを作ることができます。
最後に - 僕はkaekaを選んでよかった
ここまでkaekaにある様々なお仕事の紹介やイベントについてご紹介してきました。いかがでしたでしょうか? すこしでもkaekaで働くイメージが高まったら嬉しいです。
このnoteの最後に少しだけ僕の話をさせてください。
僕がkaekaにジョインしたのは、3年ほど前です。当時のオフィスは秋葉原にあり、THE 雑居ビルの中にありました。階段の電気は点滅していて、階段をのぼると足音が反響します。
部屋に入るとがらんとした部屋に机と椅子。執務スペースとレッスンルームの間に、パーテーションすらなくレッスンをしている受講生から、仕事をしている姿が丸見えの状態でした。
見た目は決してキラキラしたベンチャー企業ではありませんでした。
それでも、「伝え方教育で人の人生をもっと明るくしたい」「この船は沈むか上がるかわからないけど、必ず人の役にはたつ」と話す千葉さんは目をキラキラ(ギラギラかも?)していました。その熱量に加えて、学校をはじめとする教育に対して関心が強かったこともあり、ここなら何か自分たちにしか作り出せない価値を生み出せるかもしれないと思い、ジョインしました。
そこから、3年間がむしゃらで走ってきました。初めての登壇を終えた時は、これ以上ないほどの疲労を感じました。「これは、まずい」とヒヤッとするような場面もありました。
それでもkaekaでの毎日は、とても楽しいです。自分が生み出したものが自分を超えて多く方々に届いているという実感をもちながら、「今日もよく頑張った」と心から自分を褒め称られます。
1人から始まったkaekaは、今では30人規模の組織まで拡大し、それぞれが自分の強み活かしながら関わっています。
しかし、kaekaの挑戦はまだまだ道半ばです。もっと多くの方に学んでいただける環境を整えるために力を貸していただきたいです。
kaekaダイニング🍕🍷(オフィスアワーのお知らせ)
このnoteを読んで、kaekaのメンバーや組織に興味を持った方に向けた交流会を開催します!
■イベント開催日時:11月24日(金)19時~21時 (途中参加途中退出可能)
もっとkaekaのことやkaekaのメンバーを知りたいという方はぜひご参加ください。参加フォームは以下から。皆様のご参加をお待ちしております。
今回はこれで以上です。
読んでいただきありがとうございました。
どこかでお会いした時には感想を聞かせてください🎶
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