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話すって楽しい!をたくさんの人に伝えたい。アナウンサーの私が、kaekaのトレーナーになった理由。

こんにちは!広報のゆかです。前回書いた入社エントリがとっても好評で、もっとkaekaで働く人のことを知りたい!という声が聞こえてきているので、書いてみることにしました。

第一弾はスピーチトレーナーの河谷麻瑚さんです!

まずは自己紹介をお願いします!

河谷麻瑚です。大阪府出身です。早稲田大学政治経済学部を卒業して、新卒で石川テレビのアナウンサーとしてキャリアをスタートし、5年間局アナをしていました。今は独立して、フリーのアナウンサーとしての活動とkaekaでスピーチトレーナーのお仕事をしています。

河谷さんはまずアナウンサーとしてキャリアをスタートされたんですよね。アナウンサー時代の話を教えてもらえますか?

石川テレビにアナウンサーとして就職しました。平日朝の情報番組を中心に、報道・スポーツ・バラエティなど幅広く担当しました。

中でもアナウンサー時代に印象に残っていることは、入社2年目、フジテレビ系列のアナウンサーが競うコンテストで新人部門の全国一位を受賞したことです。このコンテストは、実際に放送された7分間のVTRを送って、レポートの仕方や話し方、面白さを競うコンテストだったのですが、一つの目標でもあったので、受賞した時は本当に嬉しかったです。

審査員の方に「河谷さんは明るく楽しくリポートできる、かつ人との距離の詰め方がとても上手ですね」と言ってもらって。認めてもらえた気がして、自分の強みを活かして生きていこうと思いましたね。

その後、フリーアナウンサーに転向したのは、地元大阪で仕事がしてみたいという気持ちが強くなったからです。5年、という節目を機に挑戦することにしました。

kaekaに出会ったきっかけはなんですか?

kaekaの代表の千葉さんと友達だったことがきっかけです。千葉さんとは大学時代、アナウンサー試験を受けている最中に知り合いました。

全国のいろんな局のアナウンサー試験を受けに行く中で、試験で一緒になることも多く、共にアナウンサー試験に挑む戦友のような形で仲良くなりました。当時から、千葉さんは目標に向かって突き進む力が強くて、尊敬していました。

だからこそ、千葉さんの活動はSNSでも追いかけていて、kaekaを起業したことや伝え方教育という新たな分野に挑んでいることは知っていたんです。

フリーになったのが2022年の4月。そこからkaekaでトレーナーを始めることになった経緯は?

フリーになって、改めて、私はチームで働くのが好きだったんだ、ということに気がつきました。たとえば取材をするにしても、ディレクター・カメラマンさん・音声さんがいて、そのチームでより良いものを作るために、意見を出し合いながら一丸となって取り組みます。そして、取材VTRが放送されて反響がくる、という流れがすごく好きでした。

だからこそ、フリーになった時、チームの存在が恋しくなったんです。今も、それぞれの現場にチームはあるものの、“会社”という「居場所」が欲しいなと思いました。

ひとつの大きなミッションを達成するために、仲間と成長し合える居場所が欲しくなったんです。そんな時、知人からkaekaで働いていることを聞き、私も挑戦したい!と素直に思いました。ただ同時に、私にできるだろうか?という不安がとても大きくありました。

その不安が意外と厄介で、なかなか一歩踏み出すことができませんでした。転機になったのは、意外にも新婚旅行で訪れたアメリカです。壮大なグランドキャニオンを眺めていたら、自分の悩みがすごくちっぽけなものに思えて。悩んでても仕方ない、と思って帰ってすぐ千葉さんに連絡しました。

気になることがあっても、一歩を踏み出すってすごく勇気いるじゃないですか。ただ私は一歩進んでみて、すごく良かったです。一歩踏み出してみて、もし違ったら、戻ればいいですしね。だから、少しでもkaeka良さそうだな、気になるな、と思っている方にはぜひ一歩踏み出してみて欲しいです。

kaekaの人たちはみんな親身になってお話ししてくださるので、安心ですよ。

スピーチトレーナーとして活動してみてどうですか?

一言で言うと、すごく楽しいです。私が担当しているのはkaekaのパーソナルトレーニングで2週間に1回、1時間のオンラインレッスンです。その1時間でも、人ってこんなに変わるんだ!と毎回驚かされます。自分のアドバイスを、受講生がちゃんと受け止めて、日常生活でも意識してくださるので、次のトレーニングの時にはわかりやすく変化が現れていることもあります。

私の一言で受講生の話し方が変化することも多く、一言一言に気を付けないと、という責任感が強くあります。ただその分、やりがいも大きいですね。

オンラインで繋がれる現代だからこそ、全国各地の人と関わることができるのもすごく楽しいです。

また、私のアナウンサーとしての経験を、受講生に還元できるところもすごく面白いです。アナウンサー時代、「話の組み立て方次第で、伝わり方が変わる」と強く感じていました。

私が担当していたのは7分間の中継コーナーだったのですが、7分間、ダラダラと喋るだけだと、もちろん視聴者は飽きてしまいます。決まった時間の中で、どのように話せば視聴者に伝わるのか、聞き手を惹きつけるための“フックとなる言葉“は何か、日々考えていました。アナウンサーとしての経験があるからこそ、受講生に伝えることができているポイントもたくさんあると思います。

アナウンサーとkaekaのトレーナーは、「相手の魅力を引き出す仕事」という部分が共通していると思います。アナウンサー時代は取材を通して、相手の魅力を引き出していました。今は、トレーニングを通して受講生の魅力を引き出すために尽力しています。

その人の魅力が最大限発揮され、堂々とお話しされている姿を見ることができた時、自分ごとのように嬉しく思います。自分に自信を持って話せるようになると、『話すって楽しい!』と思えるはずです。
話をすることで、新しい情報をゲットできたり、忘れかけていて記憶が蘇ったり、何か思いもよらぬ発見があるかもしれない。新しい世界が見えることもあるかもしれない。

「1人でも多くの方に、自分に自信を持って話せるようになってほしい!」という思いを持って、日々働いています。

トレーナーとして大切にしていることを教えてください!

受講生が心の奥で考えていることを引き出せるトレーナーになりたいと思っています。心の奥の奥で思っていることを引き出して、一緒に紡いでいけるようになりたいです。

私もそうなんですが、心の奥の言葉を話すのって、すごく難しいと思います。なんとなくカッコつけちゃったり、体裁を気にしたり。そもそも、感情を言葉にできなかったり。ただ、kaekaで伝え方を学ぶからには、本音を話すことがすごく重要だと思うんです。それが人を惹きつけることにつながることも多いので。

私はアナウンサーとして、たくさんの方にインタビューをする中で、『その人だからこそ言える言葉』を引き出したいという気持ちを大切に過ごしてきました。アナウンサー時代に評価してもらった、人との距離の詰め方は、トレーナーとしても活きているとすごく感じますね。

その人にしか語れない、その人らしい言葉にこそ力があります。最初は一緒にその言葉を探り、最終的には受講生が自分で自分らしい言葉を見つけられるようになるのがゴールです。そのために、受講生と二人三脚で取り組んでいきたいですね。目線を合わせながら一緒に取り組み、一緒にベストを尽くしたいです。

kaekaでは一緒に働く仲間を募集しています!noteを読んで少しでも興味を持った方がいらっしゃれば、ぜひ一度お話ししましょう。


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