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ライフセービング⑦「イン」

こんにちは!現体育の先生、元ライフセーバーの中山楓です。

前回は、ライフセービングの競技の1つでもあるスキーについて書きました(^_-)-☆

今回はスキーを漕ぐため、私が1番意識していた、波打ち際でのテクニックについて書いていきます♪

インアウト

陸から沖へ出て、沖から陸に帰ってくることをライフセーバー用語では「インアウト」と言います。
このインアウトが、クラフト競技の中ではめちゃくちゃ重要なんです!!なぜなら、2度として同じ波は来ないから(´・ω・`)

そのときそのときのタイミングによって、あっさり沖に出れるときもあれば、波のブレイクポイント(波がちょうど崩れるところ)にはまってしまい、なかなか沖に出られないときもあります(*´Д`)なので、どんなタイミングでも出られるように練習しておくことが大事です♪

では、まずはイン(行き)のポイントについて、まとめたいと思います。

最初のスタート

ここ、めちゃくちゃ重要!!ここをミスると、一気に周りに置いて行かれます(/ω\) 流れとしては…

①波のタイミングを見極める。

波がちょうど来ているタイミングで突っ込むと、沈します(=゚ω゚)ノ沖の方から波のウネウネを見て、「あの波がいったら出よう」とタイミングを見極めておきます。

②素早い飛び乗り

決めたタイミングが来たら、スキーを前方に押しながら飛び乗ります!まずはお尻を入れ、そのあとに素早く両足。最後にスキーに沿わせて持っていたパドルを両手に構えて、漕ぎ始めます!

③方向調整

飛び乗って、漕ぎ始めたときには、たいてい次の波が迫ってきています!そのため、スキーを波に対して垂直になるよう調整します!ここで、少しでもクラフトが波に対して斜めになっていたりすると、波の勢いに持っていかれて沈します。

④スピードアップ

方向調整まで完了したら、あとは波の勢いに勝てるように、パドルの回転数をめちゃくちゃ上げて、スピードをつけておきます。波に打ち勝つための、助走のようなイメージですね。

⑤突っ込むヾ(≧▽≦)ノ

はい、あとは突っ込むだけです☆笑

⑥バランス調整

波を超え切ったら、全体がフワッと浮く感覚がくるので、バランスを取りながらパドリングを続けます。

この繰り返しをしながら、波が崩れなくなる波裏まで出ていきます♪

百閒は一見にしかずということで、YouTubeも見てみると面白いかもしれません♪

次回は、帰りのアウトについて書いていきます。では!

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