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人生フラフラロンドン日記 ~Week 1~

イギリスに到着してから1週間が経った。あっという間の1週間だった。しかしまだ1週間しか経ってないのかと、先の長さに震えている自分もいる。何故なら僕のビザは2年間の滞在が許されているYMSというビザだからだ。

Youth Mobility Scheme(略YMS)は、協定を結んでいる相手国の18-30歳の青年が対象となる、一時的な就労を許可するビザです。(〜中略〜)YMSはビジターや観光ビザなど、休暇やレジャーを滞在目的としたビザではなく、「ワーク(就労)ビザ」のカテゴリに入っていることです。よって、このビザを保持している者はイギリス滞在中は働くことを活動内容に含めることが大事になってきます。

ロンドン留学センター

「2年って長えええええ、毎日曇りか雨だし、寂しいし」

ってのが今のところの本音だ。早く慣れたい。

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(アイルランドで住んでいた家の近く)

2019年に留学していたアイルランドでは感じなかったホームシックを今では少し感じる。大きい街に一人ぼっちという感覚が凄い。アイルランドで住んでいたのは辺境の小さい街だったから、基本人もいなければ、すぐに日本人の友人が出来たというのも大きい。(見つけやすかった)

1ヶ月だけだが、今は横の繋がりを求めて語学学校に通っている。しかし割り振られたクラスは運がいいのか悪いのか日本人は誰もおらず、学校でもすれ違わない。それはそれで沢山英語を話す機会があって凄く良い。けども語学学校に来ている海外の生徒は1~2ヶ月だけのプランだったりと、仲良くなってもすぐに帰ってしまう。ふと顔を見上げると「あ、この街にはまだ誰も頼れる人がいない」っと感じてしまって急に不安に押しつぶされてしまう日があった。昔から悪いことが起きるとその日には悪いことが重なるのだが、そんな日を異国で迎えてかなり落ち込んだ。

まだ1週間だぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!

並行してる家探しとか、先の見えない就活とか、仮住まいのホームステイの中でのホストファミリーと反りが合わないとか、あげればキリの無い様々なストレスもあったんだけどね。「こんなことでやって行けるのか」とカタカタと調べ物をしながら図書館で涙を流したりしていて、自分でも自分の情緒不安定さに笑った。

アイルランドにいた時、毎週のように週末旅行で訪れては憧れの街になっていたロンドン。アイルランド留学の時に感じていたマイノリティ感(住んでいた街の人口比90%以上が白人だった)はない。様々な国の人がいて、街を歩けば色々な言語が聞こえてくるけど、まだロンドンは自分には大き過ぎて自分が今どこにいるのか分からなくなる。東京生まれ東京育ちだったから分からなかったけども、上京していた友人達もみんなこんな感じだったのかなと思った。くるりの「東京」が初めてちゃんと自分の曲として聴けた。

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何かしら吐き出すという意味で文にするのは良いことだなと思う。書けば書くほど自分が甘ったれてるなと振り返れる。どうせまだ1週間でしかない。しかも恋人と電話をしていて気づいたけども、2年間ってのはたった100週ちょっとしかないのだ。その中で既に1週間が終わってしまった。まだまだ落ち込むのには早過ぎたなと恥ずかしくなっている。そんな時間は無い。

少なくとも頑張って生き残ろうと思う。イギリス生活はまだまだ続く。

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