ありたい私を実現するために大きく人生の輪を変えた
人生の輪というワークが好き。今の自分の人生をさまざまな観点から見た時にどのくらい満足がいっているかを可視化するワーク。
直近２週間は人生の輪をリセットして考え直す期間を過ごしている。そうすると大きな思い込みから解き放たれてエネルギーが溢れてくる感覚があった。
この記事の立て付け
The Coach Academyのプロコースの受講の中で、ガチコーチングというプログラムがあります。一緒に学ぶコーチから隔週でコーチングを5か月に渡って受けていく。その過程での変化や気づきを記録しています。私のコーチはりーちゃん。
ガチコーチングを通して掲げているテーマは、真に自分がなりたい自分を見つけていく。今回はその8回目です。
1回目：幸せになることが怖い、一人ぼっちも嫌
2回目：完璧主義を手放す
3回目：休み下手解消に向けてサボりマンになる
4回目：一人ぼっちにやっぱりなりたくない私
5回目：時間を作ってやりたいことをやりたい私
6回目：時間の使い方にメリハリをつけたい私
7回目：いらない時間は手放す覚悟を決めた私
お金を得られることが全てとして人生に満足していた9月の私
今年の9月に書いた初めての人生の輪。特徴的なのは仕事が激しいということと、健康が著しく低いこと。
当時を振り返ってみると頭の中は仕事を最優先に満たされていた。仕事が一番大事。なので仕事に時間を割いていた。
その結果、仕事のストレスで健康が阻害されていたり、毎日満員電車でオフィスに向かい、ぐったりとしながら帰宅し、寝て、起きて会社に向かう日々を過ごしていた。
そして恋人や家族といった自分にとって大事にしたい、愛情を注ぐべき対象への満足度が下がっていた。自分のことで手いっぱいになりすぎて気がまわらなかった。
相手のために何かをできる状態ではなかったし、相手からの善意や好意も受け取れる状況じゃなかった。
でも、こんなに歪な形をしていたのに、私は自分の人生に”満足”していた。それは仕事の対価として得られる報酬であるお金に満足していたから。いかにストレスがたまろうとお金が得られれればいいやと思っていた。
仕事を減らして何かの満足度をあげる、と言ったことは全然考えていなかった。だから環境を変える気は一切なかった。
自分らしさとは何かを考え始めた11月の私
次に書いた人生の輪は大きな人生の転機を迎えた後に書いた。転機とは、気持ちがあるからこそ、お互いに縛り合い息苦しい中で依存状態で生きていた彼氏と別れた。
仕事しすぎている彼氏を見て、それが普通と思っていたら仕事を緩めることができなかった。だが別れたことで仕事をし続けることが正義と言う囚われが消えた。
家族・パートナーは前回より下がったが、これは自分を支えてくれていた彼氏がいなくなったことによる減少。
特筆すべき特徴として、仕事・キャリアを若干手放して、学びや自己啓発への比重が多くなったのだ。時間を自分が真に学びたいことに使え、満足度の上がる日々だった。
でもこの時も変わらなかったもの、それは健康の低さ。仕事の比重を減らしてももうどうにもならないくらい仕事のストレスが大きかった。自分の個性が発揮されない環境での仕事にイライラが募っていた。
人生を再度見つめ直した12月の私とリソースについて思うこと
仕事を２週間休んだ今、再度人生の輪を見つめ直してみると大きくその質感は変わっている。
仕事とそこに紐づく金銭に関する満足度は当たり前だが低下している。だがその一方でそれ以外の部分については大きく人生の満足度をあげる事ができたと思うのだ。
もちろんこの人生の輪は仕事を休んでいる最中という限定的なシチュエーションでのことで、仕事が始まればもちろんさまざまな部分で満足度は下がる可能性はある。
だが、一度人生の輪を一部閉鎖してみて、気づいたことがある。それは満足度は何かと何かの100％トレードオフではない、ということ。
仕事とプライベートの２軸で整理した時、どちらも幸せは成り立たないのか
今までずっと仕事があることが当たり前の環境にいた私は、仕事を最優先にするあまりプライベートを犠牲にして突き進んできた。
文字通り仕事をしたいなら、余暇でしたいことをするのは諦めていたのだ。ちょっとやってみる、とかの選択肢は自分の中にはなかった。だって、ちょっと始めると熱中して仕事に粗相が起こると思っていたから。
だからプライベートを犠牲に仕事を召喚し続けて生きてきて、その結果が健康を阻害された持続可能性のない働き方だった。
仕事の満足度を満たすことを一旦やめてみて、プライベートの器を満たしていくことにフォーカスした時に新たな気づきがあった。
プライベートの器を満たすことって、自分が思ったよりもエネルギーを使わないんじゃないか、むしろエネルギーは湧いてくるんじゃないか。
仕事とプライベートの比率を振り分けることを考える時、時間とエネルギー二つの制限がある。切り分けて考えてみると、時間はもちろん片方を増やせば片方は減る。
でもエネルギーと言うリソースはちょっと違う。
限りあるリソースのうち、今までは仕事に9割、プライベートに残った分を分けていた。でもプライベート9割まで上げてみた時、残りのリソースは別に1割じゃなかったのだ。
プライベートを満たすことは自分の人生の満足度をあげることだから、エネルギーというリソースは補充されていた。特に精神面で。
この気づきから今自分が思うのは、仕事をするからプライベートを完全にトレードオフにする必要はないんじゃないかということ。
むしろしっかりプライベートをバランスとって満足度をあげることが自分のエネルギーの最大化につながるはずだということ。なのでそのためにもいつもおざなりにしてしまう健康面などの大事な部分にもフォーカスを当てていきたい。
きっと仕事が始まったころ、今充実している領域たちの満足度は下がるだろう。でもそれは完全に元に戻るのではなくて、実はあまり下がらずにしれっと続けていけるような気がしている。
もうすぐ仕事が始まった時、この思いが正しかったのかどうなるのかはわからないけれど、一度考えて残しておく。そのことで後でまた振り返られると信じている。
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ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
今まで抱えてきたいろいろなしがらみや不自由さを手放して、前に突き進んでいきたい。不安はあるけれど変わっていきたい。ありのままの自分を探したい！
そんな私と似た欲求や願いを持った人に一歩踏み出すきっかけとなるようなコーチングを、一緒に前に進んでいける関係性を提供したいと思っています。ご興味を抱いていただいた方はぜひお気軽にお声がけください。
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