理想と現実の狭間で生きる私には戦略的おサボりタイムを与えたい
シルバーウィーク、3連休に挟まれた今週の勤務日は火曜/水曜/木曜の3日だけで、あっという間にまた3連休になった。
3日間があっという間で長くて、そして非常に辛かったような、そんな一瞬の出来事。
辛さを感じるのは、連休の間の私が理想の私だとしたら、日常の勤務中の私が現実の私だから。理想と現実のハザマに生きる私の次なる目指す方向はどこなのか。
それは適度に休みたい、という欲求。
目次
ありのままでいることは自分に素直でナチュラルで自然なエネルギーに満ちた時間
ありのまま・無邪気さ100%だと速攻食われそうになる弱肉強食な世界
存在証明が必要な時にどうやって価値を出すか?
今の自分にとっての理想はコーチをしている時の自分
ありのままでいることは自分に素直でナチュラルで自然なエネルギーに満ちた時間
前回のりーちゃんとのコーチングで、ありのままでいるために完璧主義の自分を手放そうとした。そのために2週間毎日noteを出し続けた。
時には納得いかない文章もあったけれど、「ま、こんなもんでしょー」と自分に言って発信を続けてきた。その結果だいぶ自分への完璧主義・理想にこだわる自分は減ったと思う。
力が抜けて、好きなことに全力で楽しむありのまま無邪気な自分がより一層輝くようになったと思う。楽しいなと感じるエネルギーをより強く感じるようになった。
ありのまま・無邪気さ100%だと速攻食われそうになる弱肉強食な世界
激務そうとそこそこ有名な外資系コンサル企業に勤めている。入社した時のような【どうしたらいいのかキョロキョロしつつ、それでも自分の目標に向かってギラつく新入社員時代】はもう終わった。
一方で【チームを率いてクライアント企業に価値を提供しにいくマネージャー】ほどのスキルも経験もない。ここでも狭間状態である。
新入社員として、先輩から仕方ないなぁと可愛がられ教えてもらえる時代は過ぎ去り、なんなら後輩から教えてください!と言われるものの頼られるほどの自信はない、そんな狭間。
狭間にいると周りはいくつかの層に分かれてきているように思う。
現状の自分の立場を受け入れて、チームの中でバランスを取りながら、新入社員時代のギラツキは少し手放した落ち着きある層。
そしてもう一方はギラツキをさらに強くしてマネージャーを食ってやる!と自分のパフォーマンスを出そうと燃え上がっている層。
そして燃え尽きてしまい、ただただ目の前にある仕事をこなしていく若干の無気力層。
コンサル業界は言われている通り熾烈で過酷だ。燃え尽き層は容赦なくチームから追放されていく。常に燃えていることが、そしてなんなら常にマネージャーを食っていくことが要求されている。
食われないためには食っていく、弱肉強食の世界
コンサルティングサービスに形はない。だからこそ常に価値を感じてもらわなければ、次はない。
それはクライアント企業はもちろんだけどチームの中でもそうだ。
基本的に【誰かと一緒に共存する】、というよりは【常に競い合い価値を出し続けることで自分の存在を証明し続ける】。そんな世界。
存在証明が必要な時にどうやって価値を出すか?
常に競い合って価値を出さねばならない、となった時に自分の精一杯を出して価値を出し、競う相手とお互いにナイスパフォーマンスを讃え合える環境だとその場のエネルギーはポジティブだと思う。
一方で、競争相手をだましたり、貶めたりして自分の価値を証明することを私はしたくないなぁと思う。
ましてや、自分がより良くしたいと思っているはずのクライアントを下げるのも違うと思う。
でも実際そんな人が多いのがコンサル業界な気もしている。
周りを、仲間を、クライアントを下げることで自分の位置を相対的にあげる。
多分それは不安から来てるのだろうと思う。そして自分自身や自分の仕事に対して、想いがあるからこそ、それが起きるのだとも思う。
大切なものだから、無くしたくないものだから、だから守るように慈しむように大切に大切に仕舞い込んだその人自身への思いやプライド。
代わりに晒されているのは誰か他の人の評価。
自分を守りながら他人を引っ掻くそんな構図に疲れてしまった。少しそんな戦争から離れていたい、そんな気持ちが湧いてきてしまった。
今の自分にとっての理想はコーチをしている時の自分
私の理想の私ってどんな時なのか?
それはコーチである時だと思う。クライアントの可能性を信じて、場や関係性や未来を創り出しているあの環境や自身の在り方がとても好きだ。
シルバーウィーク前半の三連休はまさしく理想の自分でいられた三連休だった。
コーチングに浸かり、修行をして、自身のコーチとしてのあり方を問い直した大切な時間。
三連休が終わった時、喜びに満ちていたなぁと思う。ありのままの無邪気な自分で、好奇心のままにいられる時間が自分にとってかけがえのない時間であることに気づいた。
気づいてしまったし、そんな理想に近づいた状態になってしまったからこそ、現実が辛くなってきた。
仕事において【プロフェッショナルとしてクライアントに向き合う】、という点だけを見るとコーチとコンサルは同じかもしれない。
ただ私がコンサルタントでいる時、それはビジネスだからこそ、より"プロフェッショナリズム"を求められている気がする。
ありのままの自分というよりは、プロコンサルとしての自分。それは自分達を雇ってくださるクライアントに対して当然出すものだと思っている。
だから私はクライアントにプロコンサルタントとして対峙する時、プロフェッショナルでいたい。振る舞いや服装から言葉遣いみたいな部分から、思考力や情報量や整理して組み立てる力のような部分まで、常に意識をしている。
それ自体は嫌ではない。もっとしたいし、もっと高めたいと思っている。
一方でありのままとの狭間感もある。無邪気に思ったままに言いたいことを言わない方がいい場面っていうのもビジネスにはある。
その狭間に葛藤している。振れ幅の大きさに晒されている。
きっとここまでの内容的にコンサルタントをやめたそうに見えると思う。けどやめたい想いは実はない。コンサルタントは自分に合っているような感覚はある。
知的好奇心を満たしてくれる、そして自分が誰かの夢や目標を実現するために超が付くほど現実的に考えて形にしていくことが好きだなと思っている。なので自分にとってコンサルタントを転職することは最後の手段なのだ。
じゃあどう狭間で過ごしたら自分はつらいと感じることを減らして生きられそうなのか?
休むことだな、と率直に思った。プロフェッショナルであることは必要なことでやりたいことだ。でもプロフェッショナルであることと無邪気にありのままであることは少し違う。
ありのままでいることが好きすぎて、プロフェッショナルであることに負荷を感じてしまっていて、であるならば、少しプロフェッショナルであろうと頑張りすぎる時間を減らしたいと思った。
一日10時間くらいプロフェッショナルでいて、2時間無邪気でいるだけ、だと自分はどんどん疲れて疲労がたまっていき、どんどん無理な形に歪んでいってしまう。
自分が自分の核を維持したままにどちらも両立させるためにはプロフェッショナルであろうと頑張る時間は短期集中型にすべきだと思った。垂れ流しにしてエネルギーを消費するのではなくて、緩めるときは緩める必要がある。
仕事に手を抜くというよりはあえて休む時間を取る、そのメリハリが今の自分には必要。
休憩時間をとって少しの時間だとしても自分がしたいこと・好きなこと・無邪気で入れることを取り入れていく。それがこれからの2週間のネクストアクションに決まった。具体的には今読みたいけれど読む時間が取れていない本を休憩時間にめくっていく。次のガチコーチングまでに読み切る時間を作って、意識的に無邪気な自分タイムを増やすのである。
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ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
今まで抱えてきたいろいろなしがらみや不自由さを手放して、前に突き進んでいきたい。不安はあるけれど変わっていきたい。ありのままの自分を出して生きていく強さを得たい。
そんな私と似た欲求や願いを持った人に一歩踏み出すきっかけとなるようなコーチングを、一緒に前に進んでいける関係性を提供したいと思っています。ご興味を抱いていただいた方はぜひお気軽にお声がけください。
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