自分の先行くあの人のことを考えるとずるいなぁという欲望があふれてきた
自分が目指すもの、めざしたい方向性。それはいつも同じではないけれど、でも憧れる人・背中を追いかけたい人はいつも同じ。
”その人”そのものになりたいわけではない。でも”その人の何か”の要素が私にも欲しい。そんな欲求を抱えながら生きている。
改めて”その人”と自分を比べてみてみたときに、湧いてきた感情が、”ずるいなぁ”だった。
ずるいなぁという感情を口にしてみて、とてもあたたかな気持ちになった
”ずるい”
この言葉を口にするとどこかネガティブな雰囲気も伴っている言葉な気がする。妬みや嫉み、うらやましい、そんな”持たざる者”が”持つもの”に向ける感情が”ずるい”な気がする。
でも昨日りーちゃんとのコーチングで口にした”ずるい”はそんなネガティブな雰囲気はなかったのだ。とても純粋に”いいな”と思った。
”いいな”という思いが、ぎゅっとつまって、”ずるい”になった。
それはきっとどこかで”自分もそうでありたいのにそうなれない”という理想と現実のギャップがあるからこそ出てきたのだと思う。
自分には無理だなと思うことだったら、きっと”いいな”で終わっていた。それ以上を求める気持ちはなかった。
でも私は自分もそうありたいと思ったし、なんとかそうなろうという気持ちがあったからこそ”ずるい”という言葉が出てきた。
自分はまだまだこんなもんじゃないんだ!そんな思いが籠った言葉だったように思う。
変えたい現実はどこに向かっているかわからずただむしゃらに進み続けている現実
何がそんなにもずるかったのか。それは彼らは私よりも圧倒的に前にいるのに圧倒的に経験も知識も積み重ねていく量が多いのだ。だから差はどんどん開いていく。
積み重ねているものの質も量も違うなと思ったのだ。同じ1時間を過ごしていても、その1時間から学んだり得ているものの量が違う。
あたかも私が一生懸命に1円玉を1枚ずつ積み重ねている間に、彼らは500円玉の10枚セットをどんどん積み重ねている感じ。追いつくどころじゃない、どんどん置いて行かれる。
何がこんなに差を生んでいるのだろうって考えてみると、やりたいことへの直結度合いなんて言葉が浮かんだ。
やりたいことにつながっている、未来にまっすぐ一本線が引かれている。そんな明快さとその道をまっすぐに楽しそうに進んでいく彼ら。
それを思うとやはり自分は…と思ってしまうのだ。まっすぐでもない、一本でもない、どこに繋がっているかもわからない。そんな道をただひたすらにがむしゃらに進んでいた。
ゴールの見えない道のりを行く。その先に開けた理想の地があると信じて行く。言葉にしてみるとありふれた、でも誰もが通るであろう道。
見えないのは仕方ない、一本道でないのも仕方ない。だってそれは行ったことのない道を歩んでいるのだから。そして自分の道は自分だけのもので、誰かの道を真似してもそれは自分のものにはならない。
だから自分の道を信じて行くしかない。先行く彼らの道がまっすぐ一本道だから彼らが前にいるのだと思うのではなくて、先を行くからまっすぐ一本なんだと信じて今は前に行くしかない。そう思った。
やりたいことに直結しているとはいいがたい自分の時間の使い方
そこまでわかっているのになぜ”ずるい”のか、それは私がやりたいことに直結している時間を過ごしている時間が短いから。でもそれって本当にそうなのかなって思った。
確かにやりたいこと以外にもやらなきゃいけないことはある。でもそのやらなきゃいけないことにひたすら追われているか?というとそうではないような気がするのだ。
やらなきゃいけないことに追われて、やりたいことが出来ていないんですって言い訳めいていっている気がした。いやいや、”ずるい”っていう前にやること・出来ることあったじゃん自分。そんな気持ちになった。
今の私に今すぐできること、それは積み残しになっていて一向に手を付けないあれやこれやを終わらせて、やりたいことを始めること。ずるいという前にまずは自分の身のまわり整理しよう、そう思った。
そう思うと同時に日中自分は何をしているんだ?なんでこんなにやりたいことまでが遠いんだ?って考えた。何も出てこなかった。
やらなきゃいけないことを先延ばしにしていく中で、やりたいことも先延ばしになっていって、どんどん今目の前でやることが無くなっていっていたのだ。
めちゃめちゃもったいない!って気づいてびっくりした。この時間があればいくらだってやりたいことが出来たかもしれないのに。
そんな失っている時間の多さに愕然とした。いったい何に時間を失っているのかも分からない現状にさらに驚き、まずは時間の可視化から始めよう、と思った。
自分の置かれた状況を嘆く前に、先行くあの人をうらやむ前に、まずは自分のできることをやってから言おう、そう思った。それでもやりたいことができないなら、それはもう大きな声で”ずるい”と叫べる。
先行く彼らの背中を追いたい、背中に触りたい。そのためにもまず自分の目の前に落ちているやらなきゃいけないことを蹴っ飛ばして前に進み、やりたいことに向かって飛び立ちたい。
そんな決意を新たにまた次のガチコーチングに向けて歩みだそうと思う、そんなガチコーチングだった。
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ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
今まで抱えてきたいろいろなしがらみや不自由さを手放して、前に突き進んでいきたい。不安はあるけれど変わっていきたい。ありのままの自分を出して生きていく強さを得たい。
そんな私と似た欲求や願いを持った人に一歩踏み出すきっかけとなるようなコーチングを、一緒に前に進んでいける関係性を提供したいと思っています。ご興味を抱いていただいた方はぜひお気軽にお声がけください。
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