第21回 果物の血糖値と、果物って太るのか?問題。
おはようございます。
楓です。
♯21 果物の血糖値と、果物って太るのか?問題。 on stand.fm
実りの秋がきましたねぇー!
果物が美味しい季節ですが
ここで気になる
「血糖値ってどうなるの?果物って太るの?」
についてお話したいと思います。
果物の糖である
果糖は「フルクトース」という単糖類になります。
フルクトースは
肝臓でグルコースに変換され
グルコースは血糖として血液に取り込まれ
エネルギーになるものです。
ようするに
フルクトース(果糖)は最終的にグルコースになります。
(ざっくり。)
よくいう血糖値というのは
血液中にこのグルコースがどれくらいあるか?
ということなんですねぇ。(すごいざっくり表現だけどさ)
血糖が増えるとどうなるか。
血液中に血糖が増えるとインスリンが出ます。
インスリンてなに?なんだけど
インスリンは脂肪合成を高め、脂肪分解を抑制する作用を持っています。
したがって、組織で脂肪が蓄積されやすくなります。
引用:大塚製薬 血糖値に関するメカニズム
だから、血糖値が上がりやすいと
インスリンもいっぱい出てくるから
脂肪合成されやすい!ってことなんだよね。
その血糖値を
上げやすい食べ物と
上げにくい食べ物を見分ける数値がGI値というもので
ここでようやく
果物の血糖値ってどうなの?ってなるんだけど
果物の血糖値は、実は低から中GIです。
高GI食品って何があるの?なんだけど
米とか、餅とか、ジャムとか、そんな感じです。
ここは言い出したらきりがないので
気になる食品がある方はGI値を調べてみて下さいね。
果物の中でも色々あって
ぶどうよりは、りんごが良いし
柑橘系もGI値が低めです。
ここまでが血糖値のお話でした。
で、太るの?????
の、ところですが
果糖は
最初は小腸で分解されますが
処理能力を超えたものは
ほとんどが肝臓で代謝されます。
果糖はインスリンを必要としないので
血糖値は上げにくいですが
多くの果糖が肝臓に入ってくると
余分なものが脂肪として貯蓄されるため
脂肪へと変換されてしまいます。
ようするに、果物も食べ過ぎると太る。
適量っていくつ?ってなりますよね。
全部のGI値とか気にしたり
カロリーを全部計算したりとか
まぁ、正確性を求めるのであれば
色々あるけれどそれだと大変すぎるので
果物の適量は「手ばかり法」という
私は糖尿病のお医者さんが紹介していた方法がいいな、と思います。
一応、先にお知らせします。
農林水産省が言っているのは1日200gです。
そしてこの手ばかり法というのは
1食や1日に食べるべき食材の量を
自分の手のひらやこぶしで測る方法を言います。
手の大きさは人によって異なるので
自分の手のひらに乗る量やこぶし大の量を
自分にとって適切な食事の量の目安とします。
手からあふれる分を食べた場合は、食べ過ぎであるということです。
ということなんですねー。
手のこぶし1つ分の量か
両方のおや指とひとさし指を合わせてできた輪の中に入る量
だそうですよ。
今日のまとめ
果物の血糖値は実はそんなに高くない。
だけど、食べ過ぎると肝臓で脂肪になる。
適量は手ばかり法を目安にする。
こんな感じですかね。
えーと、言葉だけだとわかりにくい部分もあるので
noteの方に私が今回参考にしたリンクや資料を最後に
まとめてあるので、GI値とか手ばかり法とか参考にしてみてくださいね。
楓でした。
ではでは、またね~♪
引用、参考:大塚製薬 血糖値に関するメカニズム
栄養科通信 vol.139「果糖の摂りすぎにご注意」
「食品のGI値」を活用し、健康な体をつくりましょう!
果糖も上手にとれば健康に良い?
フルーツは1日にどれぐらい食べていい? 糖尿病専門医が教える「手ばかり法」
果実の1日の摂取目標「200g」とは
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