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保育園のお便りに「行事中心の保育」は「昭和型」と書かれていた話

昨日届いた保育園のお便り。
そこには、これまでの保育のあたりまえを
ばっさり切る園長先生の言葉があり、
前に読んだ本や、今読み始めた本と
つながる部分があったので、
書き留めたいと思います。

運動会は誰のため?

「子供主体の保育」が園の方針であると、
園長先生は入園当初からよく言っていました。
国もそういったものを目指しているようです。
しかし、そのためのボトルネックが
「行事中心の保育」だと書かれていました。
え?ってなりますよね。笑
この「行事」はみんなで何か一斉に
やらせる保育の典型であり、
「昭和型」「一斉画一型」だと。笑
その典型例が運動会であり、
親に見せるために練習していると。
もちろんその中で子供たちは
楽しんでいたと思いますし、
私も楽しんでいたと思います。
(でも、楽しめていない子供もいたのは
 事実ですよね・・・)
でも、それは本当に子供たちが
やりたいことかは疑問であり、
まさにこれが正解のない
「21世紀型保育」なのだと。
正直、学者でもない、官僚でもない
現場の人が、ばっさりこれ言ってる
ってすごくないですか?
とびっくりしました。
確かに運動会ないなーと
思っていたんですよね。笑
そのかわり、子供と大人が一緒に
遊べるイベントを企画してくれたり
そういった行事はあります。

以前読んだ、千代田区立麹町中学校の本

このお便りを読んで、
以前読んだ、千代田区立麹町中学校の元校長の
工藤勇一さんの学校改革の本を思い出しました。
こちらでも、
体育祭は、完全に生徒たち主体イベント
の位置づけとし、自分たちがやりたいように
やると書かれていました。
そのため、一斉行進のような時間の無駄とも
いえるものはなくなり
保護者に見せる種目もなくなり
自分たちが楽しめる内容を生徒
自ら企画するというものでした。
そのかわり、文化祭は見せるものとして、
生徒たちがマーケティングなどを
学ぶ場として位置づけ
その目的で生徒たちが主体的に企画すると
書かれていました。

今読んでいる野本響子さんの本

さらにわたしは、野本響子さんの
「子供が教育を選ぶ時代へ」を今まさに
読んでいるところでした。本では、
多様な教育の選択肢があるマレーシアを
はじめとする海外の教育と、
日本の教育が比較されていました。
もう正直、同じ時間同じカリキュラムを
みんなでやる意味がないよねという話です。
子供自身が、いつ何をどれくらい勉強するかを
選べるようになることが大事であると。
(大人が選ぶんじゃなくね)
それが本人が変化の時代を生きる
重要なスキルになるということです。
ここにも工藤校長が!笑

まとめ

難しい話すぎて、まとまりませんが、
親も子供に考えさせないといけないなと
思いました。
嫌なら嫌な理由、替わりに何ならいいのか、
それを主張し、周りと協力してアイデアを
創造につなげていくような
力を身につけられるように
接していきたいと思います。

話はずれますが、来年年少に進級する娘は、
年少~年長で縦割りクラスに
なるとのことです。
新設園で、今年度、年中年長の
人数が少なかったため
縦割り保育となっていたようですが、
そこで、年によってわけない
良さがわかったようです。

もともと娘はそのまま進級して
みんな年長さんまで一緒なんだなーと
思っていたら、方針が変わったようです。
縦割り保育で、多くの刺激を受けて、
成長することを願っています。

皆さんよい一日を!

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