見出し画像

藤井風 New Album! LOVE ALL SERVE ALL

私は藤井風さんが大好きだ。
藤井風さんが広く世に名を知らしめたのはHondaの「All-New VEZEL e:HEV (ヴェゼル イー エイチ イー ブイ) 」(新型VEZEL)のCMじゃないだろうか。

https://www.youtube.com/watch?v=SISx-biIwmI

藤井風さんを知ったきっかけ

私がどこで藤井風さんを知ったかというと、約2年前、YouTubeでピアノライブ配信を見たのがきっかけだった。

風さんは顔が濃くて、岡山弁で、舌足らずなしゃべり方なので、
初めて配信を見た時、日本語がカタコトな日系アメリカ人かと思った(笑)
ちょうど動画を視聴したタイミングがしゃべっていた時だったから、そう感じたのだ。

しかし、風さんが歌い出したとたん、私の心は鷲づかみにされた!
それ以来すっかりファンになっている。

そんな藤井風さんがNew Album「LOVE ALL SERVE ALL」をリリースした。もちろん予約で買った!初回特典付き!
収録曲は以下の通りだ。

LOVE ALL SERVE ALL 収録内容

Disc1 全11曲
1. きらり
2. まつり
3. へでもねーよ (LASA edit)
4. やば。
5. 燃えよ
6. ガーデン
7. damn
8. ロンリーラプソディ
9. それでは、
10. “青春病"
11. 旅路

Disc 2(初回盤特典)全11曲
「LOVE ALL COVER ALL」(piano arranged covers)
1. Sunny
2. No Tears Left To Cry
3. Hot Stuff
4. Sorry
5. Good As Hell
6. Just The Two Of Us
7. Weak
8. Overprotected
9. Teenage Dream
10. Eh, Eh
11. Circles

LOVE ALL SERVE ALLの感想

正直言うと、ファーストアルバムほどの衝撃はなかった。
全体的にまったりとしたR&B的なサウンドが多かったように思う。
※衝撃はなかったと言いつつ結局めちゃくちゃハマっている私。スルメアルバムでした。2023年1月追記。

私は個人的にこういったサウンドが好きなので良かったが、今までの藤井風さんらしさというか、雑食的な感じはなくなり、キレイにまとまっている気がした。

でもそれが良いか悪いかは聞き手の感じ方次第だと思う。
今の藤井風さんはこの音を選んだ、ということなのだ。

そもそも音楽に良いも悪いもなく、技術レベルがある程度に達しているなら、あとは単なる好みの問題だと私は思っている。

歌詞は相変わらず・・・という言葉が適切なのかわからないが、
相変わらず、人生を俯瞰し、諸行無常を受け入れていく
藤井風さんの在り方が表れているように感じた。

私はいつも、風さんの考え方や在り方に深く共感してしまうのだ。

藤井風さんという人

藤井風さんは天才的だし、努力家だし、考え方がとても達観していると感じる部分が多い。
私よりうんと年下だが、とても尊敬している。
しかし彼はまだ24歳なのだ。

今でも、風さんが武道館ライブで言っていた言葉を時々思い出す。
「ワシも、もがいとる」

もがいて当然だ。その若さで大きな期待を背負いながら、何曲も作り、歌い、とてつもなくもがいていると思う。

才能に恵まれて、努力できる人でも、行き詰まる時があるだろう。
カッコつけずに、カッコつけても、大いにもがいて欲しいし、迷って、また答えを見つけて欲しい。

もがいている過程すらも見ていたいと思うマニアックなファンが、ここにいるから!(笑)

若干お母さん的な目線にもなっているが、藤井風さんのありのままの姿が、
人間くささが、見ている人達の心に響き、希望を与えるのだ。
少なくとも私は希望と元気をもらっている。


まとめ

人生はいつも激情や感動で溢れているわけではない。
むしろ、小さな感情の動きや、徐々に変化していくことのほうが多い。

冒頭で衝撃はなかったと書いたが、今回のアルバムは、徐々に変化していく細かい心情や日常・・・
嬉しかったり、楽しかったり、後悔したり、嫉妬したり、変化したいのに変わることが怖かったり。
そんな日常に、スルッと入り込むような、
しかしハッと気づきを与えられる感覚だ。

人生の諸行無常を感じながら、このアルバムを聴きこんでみようと思う。


ひとつだけ衝撃だった曲がある。
Disc2に収録されている“Overprotected”だ。
ブリトニー・スピアーズの曲を、ピアノの弾き語りでカバーしたものである。
個人的な感想として、これは本家を超えている!と思った。

こういった素敵なピアノアレンジを聴くと
「やっぱり私もピアノを上手に弾けるようになりたい!」と
久しぶりにピアノに向かってみるが、ものの10分で自分の実力の無さを痛感し、静かに楽譜を閉じるのであった。

やっぱり音楽は聴くのが一番だわ。
聴きたい音楽がすぐ手に入る情報社会に感謝したい。


※アイキャッチ画像に藤井風さんのNew Albumジャケ写を使用していますが、「SNSへの転載はOK」とオフィシャルHPのブログに明記されているので使わせて頂きました。(転用はNG)









お肌も心もゆらぎやすい世代の女性を、文章を通してうるおしたい。そして、妻、母、娘という立場だけでなく「わたし」個人としての幸せも当たり前に望める世の中を目指しています。