時間がないので洋服を断捨離する
産前、私は服が好きでワンシーズンに服を20着くらい持っていた。
しかし産後は、子育ての慌ただしさ・パワーがかかる現実に直面。スタンスを180度回転させることにした。とにかく服を断捨離した。なにせ他にも子育てピアノ・茶道だって続けたいし仕事にも復帰すると欲張っているから、どこかの趣味は減らさないと帳尻があわない。
ものが増えると管理時間が増える
ものが増えると管理時間が増える。
これは諸先輩方の本・ブログ等を拝読して知識としては事前に知っていた。
が実際にママになってみると、思った以上に重大な真理だと思い知らされた。
ものが増えると選ぶ楽しさ、色んなケースに対応できる便利さが手に入る。
けれど、配置管理、出し入れの手間ーなにより選択の手間、「このケースではどれを使おう?」と使い始めに考える時間のロスと気力のロスが発生する。(選択の手間はけっこう無意識に発生していることがやっかい。先輩方の知識がなければ私も気づかなかったかもしれない。)
だからママになって育児に時間体力気力を取られるようになったら、自分がパンクしない程度にものを断捨離していくとよいのだった。
どれを断捨離するかは価値観次第と思う。
私は、趣味の分野ではピアノ・茶道を続けることを最優先にしようと思って、服はとりあえず断捨離した。
どのくらい服を減らしたか
基準は「服をしまわず、迷わずに済む」こと。
こんな感じの突っ張り式物干し竿にそのまま干して、そのまま着れるようにしている。
平日上下2パターン+休日上下2パターン+おでかけトップス3着。
パターンは完全固定。迷う余地なし。会社に遅刻しそうな日もみーちゃんが朝からぐずぐすでなだめるのに忙しい日も、即着替え終了する。
つまり1日おきに同じ格好をしていることになる。ほぼ制服みたいなものだ。味気ないかもしれない、でも、ここまですれば服にかかる管理時間はグッと減る。
昔の私からみれば今の私に引いたりするかも、と思う。
でもおしゃれを捨てたつもりはない。
数は少なくなっても洋服選びは楽しんでいる。
洗濯など管理に手間がかかる服ではなくて、メイクの方に熱をあげたりしている。
自分がいまその選択をしている理由を腹落ちしていれば、他人の評価はともかく自己肯定感は落ちない。
それは昔の私には見えなかった景色だった。
どんな服を残したか
少ない服でも、清潔感や好感度はほどほどに保ちたい。
そんな私は愛読書の「服を着るならこんな風に」で提唱されている、ドレスとカジュアルの比率を意識した。
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ドレス7割:カジュアル3割にすると服の初心者でも格好がつきやすいそうだ。
私は育児のためにヒップシート+リュック+スニーカーを装備していて、既にカジュアル2割はいっている…気がする。なので服はキレイ目寄りを意識。次の服を残した。
バンドカラーシャツ
タートルネックカットソー
ボートネックカットソー
スキニージーンズ
センタープレスパンツ
骨格診断、パーソナルカラーといったものの助けを借りて、自分の王道をとりあえず残すというのもある。
まぁ究極、気分がアガればなんでもいいんだろう。
よく考えたらこの発想、こちらの本からもインスパイアされている。スタイリストの村上佳世子さんは忙しい毎日のコーデをスタメン服で乗り切っているそうだ。(「週3日は同じニット×パンツで」より)
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減らしたら減らしたなりの楽しみがある
服を減らしたぶん頻繁に着るので、服はワンシーズンでくたくたになる。
今は次の春に今度は何を着ようかと考えるのが楽しい。
もっと言えば、娘みーちゃん(2歳)がもう少し大きくなって自分で出きることが増えれば、また服を増やして着まわしを楽しむこともできるはずだ。
そのときに、今の工夫が活きてよりファッションを楽しくなってるといいなぁ…と夢想するのだった。