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就職活動_05【即日設計、成功の方程式】

皆さんこんばんは。

Kaede Architect'sのなかむラテです。

建築学生さん。就職活動は順調ですか?

既に始まっている方もそうでない方もいるかと思いますが、今回のコラムのテーマは、ズバリ

『就職活動での即日設計』についてです。

本コラムの内容は、「即日設計で自分の力を発揮し、他の受験生といかに差をつけるか」と言う内容になっておりますので、即日設計が苦手だと感じている方は是非最後までお読み下さい。

『即日設計とは?』

即日設計とは、ずっと昔から「建築」に関わる様々な試験で使われている試験方法です。

授業で行なっていたことがある方も多いかと思いますが、建築の能力を測る基礎的な方法で、「出題者の要望を正確に読み取り、短時間でアイデアを構築させ、時間内に作図およびプレゼン表現までを行う」過酷な試験です。

大学院の入試や一級建築士の試験でも使われており、もちろん「就職試験」でもほとんどの組織設計事務所やゼネコンで採用されています。

就職先については、前回コラムをご覧ください。

『即日設計が苦手だと内定は貰えない?』

一概にそうとは言い切れません。

いくら東大生で即日設計が良く出来ていても、面接室にノックしないで入ってくるようでは、企業の内定は貰えません。

しかし、即日設計が出来ないと人間性を見てもらえる段階に進めないのも事実です。

即日設計はあくまで設計能力をみるボーダーライン的なもので、他の受験生との比較に使われます

『就職活動での即日設計で大切なことは?』

上記に書いたように、この試験によって、

①出題者の要望を正確に読み取り図面に反映させること
②短時間で独自のアイデアを構築させること
③それを時間内にまとめ、プレゼン資料として表現すること

『即日設計』では、これらが出来る方を探すといった試験でもあります。

これはどれも建築をやる上ではとても大切なことで、短時間でアイデアをまとめられる力は社会人になっても重要な能力です。

審査側は『そのアイデアと表現力は他者と比べて突出しているか』を見ていると考えてください。

そしてもう一つ、『即日設計』によって測るべき能力があります。

それが、

④咄嗟の対応力があること

です。

一級建築士試験の製図試験(即日設計)では、①、②、③の『建築を造る能力』を見るために即日設計という試験方法を採用しているのに対し、

就職活動では、④『受験生が予想しなかった問題が出た時に対応できるアイデアの豊富さ』を見ることもあります。

ここで言うように『就職活動の即日設計』では、予想を裏切る問題が出る場合も多いのです。

『アイデアの豊富さ』をアピールするためには、ただ即日設計の練習をしていてもダメなんです。

『即日設計、成功の方程式』を考えました。

そこで今回は、予想を裏切る問題が出たときの対処法として、皆さんの頭の中にあるアイデアを素早く上手く構築できる方程式を考えました。

これを知っているだけで、劇的に変わると思います。試験が始まったら、まず右上にこの方程式を書きましょう。

即日設計が苦手な方は、是非実践してみて下さい。

また、今回のコラムは前回書いた『即日設計の必勝法』の続きです。まだお読み頂いてない方は、先に下記よりご覧下さい。

*****注意******

本コラムは私の経験から導き出したものですので、申し訳ありませんが有料とさせて頂きます。ただ学生の方向けですので、先着10名を限定として値下げして販売します。

購入者が10名を超えた場合は、通常の金額に戻し販売を続けますので、ご興味がある方は、是非お早めにご購読をお願いします。

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【即日設計、成功の方程式】

⑴テーマ×アイデア=コンセプト

『就職活動の即日設計』で、予想しなかった問題が出たにしろ、そうでなかったにしろ、まず始めにするべきことは

「あなたが提案することを明確にする」ことです。

数十人、数百人の回答を審査員は評価するので、「パッと見でやりたいことを伝えられている案」というのは、高評価を受けやすいです。

それは何もパースだけでなく、コンセプトでも同様です。

そこで私が『就職活動の即日設計でおすすめしているコンセプトの提示方法』は、、、

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