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一級建築士試験_02【問題集は考えて使う】

前回のコラムでは、毎週のテストで満点を取ることに意識した学習計画によって、時間がない中での知識習得方法をお伝えしました。

今回は、テストで満点を取るためにはどうしたら効率的なのか、私自身が実際にやってきた【問題集】の使い方と考え方について書いていきます。(ここでいう問題集とは、某資格学校が提供している一問一答のトレトレと呼ばれているものを指します)

タイトルにあるように【考えて使う】というのは、理由があります。問題集を使って勉強する上では【使い方】と【考え方】を注意するだけで勉強効率をあげることができると考えているからです。

それでは【問題集】を使う理由と聞かれたとき、皆さんは何だと答えますか。

当たり前に書けば「実際のテストの出題に使い形で問題を解くことで項目に対する理解度の確認する」ということになるかと思いますが、私はもう一つこうも考えていました。

「わからない問題を知る」

これが問題集の意義だと思っています。

だから、前回のコラムでも書いたようにテキストを一読して、理解出来たかな?というタイミングで問題集(トレトレ)を解くことこそ意味があるのです。

全く勉強していないのに問題集(トレトレ等)を解いたところで意味はありません。効果は薄いと思います。
テストで満点を取りたい、効率良く知識を溜めたいのであれば、【テキストを読む+問題集を解く】を繰り返すことが重要なのです。

だからこそ、某資格学校で与えられた勉強していない範囲の問題集を解くだけの宿題はやらなかったのです。

有村架純さん主演の映画、「ビリギャル」内でも、塾講師である坪田先生が同じようなことを言っていました。

「テストはわからないところをわかるためにある。わからいところがわかれば、わかるようにすれば良い」と。

今回のコラムでは前回の引き続きとなっておりますので、敢えてテストで満点を取るためにと書いておりますが、もちろん本番で合格するためが主題ですので勘違いしないようにお願いします。

それでは本題に入ります。

冒頭で書いたように、問題集の【考え方】と【使い方】に分けて書きます。まず問題集には、この2つの使い道があることを理解してください。

私は毎週のテストで満点を取るために、テキストを読んで問題集(トレトレ)をやる、そして間違えたところをテキストで確認して問題集(トレトレ)をやるを繰り返していたわけですが、満点を取るためには最低でも【2週】する必要があります。【3週】できれば確実です。

その理由として大きいのは【テストで良く間違える問題を知る】ことについて考えていたからです。

皆さんはこういう経験はありませんか?

「覚えていたはずだったのに、テストでは忘れて間違えてしまった」

私も良くありました。勉強したはずなのに、あの時覚えたはずだったのに、とテスト中に悶絶し思い出そうと思っても思い出せない。

それを避けるための私の持論が【考えて使う】ことなのです。

まずテキストを一通り読んだ後【問題集】を1週します。毎週の授業の範囲なので、【問題集】はそこまで多くはないと思います。

そこで正解だった問題と間違えた問題は必ずわかるようにします。

〇 正解した問題
✕  間違えた問題

そして間違えた部分の復習を軽く行い、2週目を行います。

〇〇 2回とも正解
〇✕ 1回目正解したのに2回目で間違えた
✕〇 1回目間違えたが2回目で正解できた
✕✕  2回とも不正解
 

と分類します。分類することが大切です。

それでは、テストで最も間違える問題はどれだと思いますか?

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