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オーストラリアでのシェアハウスのお話🏠 🇦🇺 ①

私、オーストラリアに来るまでは、よく知らない人と一緒に暮らすなんて出来ないと思っていました。
仲のいい友達でさえ、シェアハウスなんて無理だと思ってたんです。
だんだんストレス溜まっていくんだろうなっていうイメージ?
でもオーストラリアにきてみてゴールドコーストで居候含め5つのお家で住まわせてもらったのですが、全くストレスなく過ごせたんですよ。
むしろ、慣れない海外生活の中で、その日の出来事を口に出せたり、『いってらっしゃい』と『おかえり』が言える環境って心が温まっていいなって思えたりして。
今では日本に帰ったら友達とシェアハウスするのもいいかなって思ってます。

そんな気持ちにさせてくれた、ゴールドコーストでのシェアハウスについて今回は紹介していきたいと思います。

まずはオーストラリアにきて初めて住んだホストマザーのお家の話。

『ホームステイwith マダム』
ワーキングホリデーに行くと決まってから、とりあえず家は確保したくて、学校経由でホームステイを契約してもらいました。
本当はホームステイじゃなくてシェアハウスが良かったんですけど、ホテルの一角に住む感じで、ルームシェアなのに、高かった!だったらオウンルーム、オウンバスルームに住めるホームステイがいいなって思って選びました。
ホームステイで2人以上学生滞在プランもあったけど、やっぱり最初は知らない人と住むのに抵抗あったからオウンルーム一択でしたね。
今思えば、シェアルームの子と友達になれたかもしれないし、費用抑えられたし、そっちでも良かったかなって思ったり。

エージェントから『ホームステイに求めるリストの質問に回答してください』と言われたので、

学校から近いところ
Wi-Fiがあるところ
犬が好き
子供は3、4歳くらいまではok

などなど、とりあえず質問に答えたら、マダム一人だけ住んでいる語学学校から徒歩25分の場所にあるお家に決まりました。

さすがマダムのお家!
インテリアにこだわっていて、クリムトの『接吻』が掛けられていたり、ベランダからは綺麗なリバービューが見れて素敵なお家でした。

そこに住んでいる彼女の名前はジュリー。
イギリスにも住んだことのあるマダムで、甥の奥さんが、なんと日本人。オペラやバレエ、クラシック音楽が好きで彼女が家にいなくても常にクラシック音楽が流れていました。
会社員の頃に、オペラとバレエに関する仕事をしていたので、彼女の言ってること、クラシック音楽のこと分かる分かる!
ジュリーが見に行くオペラやバレエの話をされても、会社員時代に培った知識で挑み、私があまりにも詳しいものだからバレエのライブビューイングとかジャズコンサートに誘ってくれました。
(聞いたところによると、他のホームステイしてる学生は遊園地とか他の地域に観光とか連れてってもらったとか。)

ああ、あの5時間のオペラをチェックし続けた時間は無駄ではなかったのか、こんなところで活きていくのかと感動したものです。
マダムwithマダムの友達のマダムたちと行った(すごいマダム言ってる)ジャズコンサートはとっても楽しかったですね。ワイン飲みながらジャズ音楽を楽しむという有意義な時間でした。

また、彼女は家族やペットと住んでいないものの、毎日朝と夕方にやってくるピッピとペピーという鳥の友達がいました。
毎日彼らに食事をあげるのが日課で、彼女が居ない日は私が代わりにあげたりしていましたよ。
鳥はあまり好きではないのですが、彼らは別。
私がリビングにいくと、つぶらな瞳で見つめてきて歌い出すので、いかに上手く食事を投げてキャッチさせるか彼らと遊ぶのも、いつの間にか私の日課にもなっていました。

そんな訳で、最初のお家ではマダムと鳥2匹と仲良くなり、3カ月間のとても素敵な生活をすごしました。

そして次のお家に引っ越しをする事になるわけですが、そのお話はまた今度。


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