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雑記

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2020年10月の記事一覧

インキャ資本主義。

このタイトルをみて、ほとんどの人は意味がわからないと思う。そりゃあそうだ。僕にすら意味がわからないのだから。iPhoneのメモ帳の中には、「これはいい発見だ!」とメモをしたものの、それっきり忘れ去られた言葉の羅列がたくさん眠っている。今回、それを供養するために、ここにメモをしていこうと思う。

学校教育と体育会系と資本主義経済

なんだろう、これは。たぶん資本主義経済が学校教育と体育会系によって強

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義務を果たしていない奴が、権利を主張するな。

「やるべきことをやってない奴が、文句を言うな」と言い換えられることもある。この理屈は小学生でもわかるほど欺瞞に満ち溢れているのに、なぜこんなにも人気なのだろうか。

それは発言者の都合を押し付けるのに、ものすごく使い勝手の良い表現だからだ。

お気づきだろうか。この発言がなされたとき、どの程度の義務を果たせば、どの程度の権利を主張するに値するのかが、発言者の裁量に完全に支配されているという構図に。

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そういわれれば、90年代〜00年代あたりの大阪は酷かった。

僕は大阪市内の小学校に通っていたが、確かにクーラーもなかった。誰が使うのかよくわからない施設に、遠足で行っていた。西成とか天王寺とか道頓堀とか、荒れに荒れていた。駅は汚かった。

「あ、なんか駅きれいになったね」「天王寺、なんか賑やかになったね」「観光客増えたね」そんな風に大阪府民は話をする。しかし、それを誰が主導したのかというところにまで考えが及ぶ人は少ない。あたかも、自然現象かのように考えてい

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お返しなんて考えたら、プレゼントは台無しだ。

僕は貰いっぱなしでも全く負い目を感じない。誕生日プレゼントとか、結婚や出産のお祝いとか、飯をおごってもらったこととか。感謝はしている。ありがとうと伝える。しかし、「なにかお返しをしなければ…」とは一切感じない。

逆に、僕の方からプレゼントをすることもある。奢ることもあるし、お祝いをすることもある。しかし、お返しは全く期待しない。むしろ「何かお返しをしなければ…」と負い目に感じられるのは嫌だ。そん

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1人になりたい僕はどこから来たのか。

僕の先祖はジャングルの中でどうやって過ごしたのだろうか。みんなで狩猟に出かけて、獲物をかっくらって、火を囲んで寝る‥いかにも協調性が欠かせない暮らしだ。僕と同じ遺伝子を持つホモ・サピエンスなら、このマニュアル通りにずっと誰かと一緒にいれば気が狂うことだろう。きっと狩りでも単独行動によって他の人が見つけないような獲物を獲得したり、周囲をふらふらと探索して誰も知らない秘密の泉を見つけたり、そんな活躍を

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「結局、金やろ?」みたいな姿勢が世の中の現実を悟っていてカッコいいみたいな風潮。

人はみんな怠惰で、利己的で、物質的な快楽が大好きで、少ない労働で、たくさんの快楽を得ることこそが幸せだという、いわゆるホモエコノミクス的な人間観に支配されている人々。仏陀が「快楽は、さらなる快楽を求めるだけ」という説法をしたところで「洗脳ww」「宗教ww」という反応が返ってくるだろう。

まぁ確かに「人は誰かに貢献しているときに幸せを感じる」とか「快楽ではなく、湧き上がる能動性で行動することが幸せ

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車を運転しない言い訳を考えることにかけては、誰にも負けない。

8年ほど前だろうか。免許を取った。それから3回ほどだろうか、免許更新に行った。その間、車を運転したのは2回、合計すれば20分ほどだろう。更新にかけた時間の方が余裕で長い。もちろん、当たり前のようにゴールド免許だ。20代だが免許返納しようかと真剣に考えている。

最近、車を運転した方がいいと言われることが増えた。「車あったら世界広がるよ」「車あった便利やで」「車でしか行かれへんところあるで」という具

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大阪都構想で盛り上がっているのは、反対している人だけ。

という気がするこの頃。反対している人の主張は概ね「市民サービスがなくなる」というもの。こればっかりは、調べてもどうしようもなく「やってみなければわからない」というのが本当のところな気がする。要は新しい区長次第というところであって、そこだけしっかりチェックしていれば今まで通りで大丈夫なんじゃないかと思う。特別区の税収格差問題は、まぁ当然あるだろうが、なんとかなるんじゃないの?って思う。

…というの

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一貫性をもって予測可能な未来に向かう‥なんてできるわけないのに。

この前、父親に家を買おうと思っているという話をしたとき。「今年の一月には賃貸でいいと言ってたのに、なんでやねん?」と尋ねられた。この質問は、全く意味不明すぎて、答えるに値しないとすら思ったが、とっさに「ラーメンを食べようと思って中華料理屋に入って、やっぱりチャーハンを頼むこともあるやろ」と答えた。そしたら「未来のことを予測できないのは馬鹿だ」と言われた。「馬鹿なら馬鹿で構わんけど、未来なんて予測で

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関わる人は、少なければ少ないほど良い派。

たくさんの人が関われば関わるほど、周囲の顔色を伺うから率直な意見が出てこなくなるし、ぶっ飛んだアイデアが棄却されやすくなるし、意見が合わなくなるし、前に進まなくなる。会社でも、友達同士でも、家族でも、何万回と経験してきた現象だと思う。思考停止したバカが何人集まったところで、状況は改善しない。むしろ悪くなる一方だ。だったら独裁者が突っ走った方がいい。言い換えれば「アホは黙っとけ」ということだ。これが

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『鬼滅の刃』の好きになれないポイント。

予め断っておくと、総合的に見ればめっちゃ好きだ。漫画も全巻集めて、映画もしっかりチェックしてきた。でも何点かあるのだ。好きになれないポイントが。その1つが過去編だ。

この漫画では、味方キャラだけではなく、敵キャラにもたいてい悲しい過去があり、しっかり時間をかけて紹介してくる。「こんな悲しい過去があったから、いまこんな人物になっているのですよ〜」という具合だ。それを見て、読者は「なるほど、だからか

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「知り合いの不動産屋紹介するよ」という、ただの人脈アピール。

紹介だったら信頼できるだとか、安くなるとか、あの思い込みはなんなのだろうか? 街を歩いていたらコンビニ感覚で不動産屋さんがある。ネットを叩けばいくらでも比較検討できる。スーモカウンターもある。なぜ、不動産のプロでもなんでもない人が指定した業者を選ぶと思うのか?

その不動産会社は、他の顧客には高めの金額を設定し、知り合いの場合は値切っているとでもいうのだろうか? 相手も商売をしているわけで、「あな

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断る。理由は言わない。

僕は育休中だ。でも、月に4日だけ仕事をしている。月に4日仕事をするということは、月に4日以上、仕事をすることを求められるということだ。例外的になら、休みの日にも対応をすることも許容している。しかし、その手の例外は、常態化していくのが世の常だ。今日はそんな連絡が2件も入っていた。

今までの僕なら「これこれこういう理由で無理です」「これは無理だけど、これくらいならできる」という風に答えていた。だが、

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僕は頑固ではない。僕以外が頑固なのだ。

僕はよく頑固だと言われる。言われるたびに「お前が頑固やねん」と思う。これは屁理屈ではない。

僕は他人に対して何かを強要しないという信念とともに生きている。特定の個人に対して「〇〇すべき」とか「〇〇しなさい」といった言葉は使わない。何か行動に移して欲しいときには「お願い」という形をとる。

逆に、僕が誰かに命令されたときや、常識を押し付けられたとき、それが嫌なことだった場合は拒むこともよくある。そ

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