情熱の国スペインの旅 〜コルドバ編②〜
リアルな旅はできなくても、脳内tripならできる!
昨日に引き続き、2019年の夏に訪れたスペインの旅を振り返るシリーズ、本日はvol.2です。
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スペインのアンダルシア地方にある街「コルドバ」の2日目。この日、早起きして真っ先に向かったのは、世界遺産メスキータ(モスク)。
人気スポットだと聞いていたので、事前にチケットを購入しておくべきだったかな…と冷や冷やしながら訪れましたが、朝早くに到着できたためか、比較的スムーズに入ることができました。
中央の庭には、きれいに手入れされた南国の植物が茂り、木陰で腰をおろし、のんびり過ごしている可愛いご老人たちももちらほら。とても良い雰囲気で、わたしも思わず、一緒に風に吹かれて、しばらくボーッと過ごしておりました。
ですが、見たいのは、やっぱり本命の、イスラム教が繁栄していた時代の象徴のようなその建物の内部。いざ、中へ!
中に入った途端に、心の中ではなく、実際に「わぉ〜」と声を漏らしてしまったほど、荘厳で不思議なパワーを放つ空間。馬蹄形の幾重にも連なるアーチの柱が圧巻です。
そしてこのメスキータが世界の中でも珍しいと言われるのが、イスラム建築の建物の内部に、キリスト教の聖堂が融合しているためだ、とのことで。
足を中へと進めると、確かにガラリと様変わりします。
イスラム教が制圧していた地にレコンキスタ(領土回復)がおこり、やがてキリスト教がこの地を取り返した歴史がここにはありました。柱に身体を持たせかけ、この地で起きたそんな古の出来事に想いを馳せ、気づけば1時間ほど、浸りきっておりました。
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コルドバをたっぷりと堪能し、夕方には、この旅3箇所目の地「グラナダ」へ。コルドバよりも、もう少しひらけている、これまたエキゾチックで美しい街。
GoogleMapを頼りに、今宵の宿を探していると…
どうやら、このBarが連なる賑やかな通りの中にあることが判明。
こりゃ騒がしくて、寝れないんじゃないか今夜は…なんて不安がよぎります(汗)
とは言え、こちらもお腹はペッコペコ。まずは腹ごしらでです。通りをウロウロしていると、大好物のイベリコ豚を推しているレストランを発見し、迷わず夕食はここに決めました。
すっかりお腹も満たされ、今宵の宿へ。
眠れるか…なんて心配も全くもって杞憂でした。夜中までワイワイと楽しむ声が、妙に心地よく、少々疲れも出始めていたのも相まって、ぐっすりと眠ることができました。
そしてこの次の日は、この旅の一番の楽しみであったアルハンブラ宮殿へ!
ぜひよろしければ、旅の続きをご覧ください。