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『人蕩術奥儀』ブックカバーチャレンジDay1

何やら、最近SNSで話題になっている、ブックカバーチャレンジ。

このチャレンジは、読書文化の普及に貢献するためのチャレンジで、好きな本を1日1冊、7日間投稿するというもの。
ルールは2つ。
① 本の紹介は表紙画像のアップだけでOK
② 本の紹介と同時に、その都度1人のFB友達を招待し、このチャレンジへの参加をお願いする

今回、私もこのバトンを受け取りまして、今日から7日間のチャレンジをスタートしてみたいと思います。

1冊目に紹介するのが、『人蕩術奥儀』。

人蕩術奥儀

この本を入手したのが、20代終わりの頃。(今から約、う、うん、、年前ですね)
当時既に絶版になっており、古本屋数件に問い合わせて、10,000円くらいかけて、ようやく手に入れた記憶があります。
また、中身にも前の持ち主の方によりマーカー線がガンガン引いており、ところどころにメモ書きも、これまたガンガン書き込まれているのですが、それはそれで味わい深いかなぁ、と^^;

本当入手した当時はデザイナーとして働いていて、優秀なAD(アートディレクター)になりたい!!と思い、ドロドロになりながら働いていた頃でした。デザイン書籍、写真集、etc… いわゆる「広告」「クリエイティブ」のジャンルの書籍を読み漁っていたのですが、ある時ふと、こんな風に感じ至ったのです。

どんなに優秀でも、デザインが素晴らしくても、結局「また一緒に働きたい」と思えるクリエイターにならないとアカンのちゃうやろか、と。
結局は「人間力」が大事なんじゃなかろうか、と。

そこから、哲学や心理学といったジャンルの方面にまで範囲を広げていく中で、ある人から紹介されたのがこの『人蕩術奥儀』でした。

魅は与によって生じ求によって滅す

(みは、よによってしょうじ、ぐによってめっす)

<要約>与える人になりなさい。(そして、魅力的な人間になり、人をたらしめる人になりなさい。)

ここで書かれている魅力とは、「与えること」なのです。
では、何を与えたら良いのか?
それは、相手の本能的欲求を満たしてあげるものを与えるのです。

本能的欲求とは、
1. 生存本能
2. 群居衝動
3. 自己重要感
4. 性欲衝動
5. 好奇心

だよ、と。

また、それを、あなたなりのやり方で与えてあげることが大事だよ(所詮テンプレ通りは相手にバレるからね)。

そういう人間の普遍的なテーマについて書かれた本なのですね。

私はいまだにこの本を時折見返しています。
そして、その度にハッとさせられることがあるんですよね。この先も人生のバイブルとして側においておきたいと思っています。

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