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『星の王子さま』ブックカバーチャレンジDay7

ついにブックカバーチャレンジDay7、最終日となりました。

このチャレンジは、読書文化の普及に貢献するためのチャレンジで、好きな本を1日1冊、7日間投稿するというもの。
ルールは2つ。
① 本の紹介は表紙画像のアップだけでOK
② 本の紹介と同時に、その都度1人のFB友達を招待し、このチャレンジへの参加をお願いする

7冊目に紹介するのが、不朽の名作『星の王子さま』です。

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この本は、家族の誰かが随分と昔に買ってくれていたものでして。
何気なくサラリと読んだこともあったのですが、過去の私には、少しもピンと来なかったのですね。

そのまま家族みんなの共有書棚に、日常の景色の一部として溶け込んでいました。
それが、箱根に旅行に行った際、たまたま立ち寄った「星の王子さまミュージアム」で、その世界観の奥深さに初めて気づいたんですね。

友情、愛、絆、責任、エゴ、死生観 ー
読み手が、この物語をどう捉えるかで、この物語が伝えているメッセージが違って見えてくるのだと思います。
日本でも、多くの方が、それぞれの方の視点でこの本を翻訳しているのは、そういう理由があるからなのかなぁ、と思いました。


中でも、王子さまと友情を育んだキツネが、王子さまへ"大切なもの"として送る、一番好きな言葉があります。

心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。
かんじんなことは、目に見えないんだよ。

この言葉は、最近特に感じることが多いですね。
人は無意識に、自分が見たいものだけを選択して見ている。
その分、見えなくなってしまっていることもあるということ。

心で見るって、実はとてもとても難しいし、大切なことだと改めて感じています。

今回、ブックカバーチャレンジに挑戦して、改めて自分が言葉に救われたり、影響を受けてきたのかということが分かり、面白かったです。
人とのご縁や出会いも大切ですが、本との出会いもまた大切なものをもたらしてくれるのだなぁ、とつくづく気づけました。

また、今後もオススメしたい本に出会えたら、紹介していきたいな、と思いましたよ。

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