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心の中に勝手に「師匠」がいることのありがたみ

最近、情報源は忘れてしまったのですが、
「自分より10歳くらい、またはそれより上のメンターを持つと良い」という話を聞きまして。
まさにそのありがたみを感じているところだったので、深く納得してしまったんですね。

スターウォーズのオビ・ワン/ルーク・スカイウォーカのように、
「今日から、師匠と弟子でいこうな」的な、わかりやすいかたちでなくてもいいんです。

こちらが一方的に、「この人を、心の師と仰ごう」と、勝手に思って、
話を聴きにいったり、やんわりまとわりつくようにしておけば。

今、わたしには、そんな感じで、勝手に師匠と仰ぐお二人の方がいます。
お一人は60代手前の女性の方。
そして、もう一人は、年齢不詳(そういや聞いたことないけど、おそらく70歳前後?)の男性の方です。

では、わたしは師匠から何をいただいているかといえば。
「ことば」なんですね。

お師匠さんたちには、わたしの今の悩み、迷い、思い…
いろいろと吐き出させていただくのですが、
アドバイスが返ってきたことって1度もなくて。

その代わりに、心がふっと軽くなったり、
逆にズドンとくる「ことば」をもらえるのです。

先日は、お二人から、たまたま共通した、こんなことばをいただきました。

"いいねぇ。いい悩みを抱えてるじゃない。健全、健全。"
"今抱えている悩みはね、エネルギーが有り余ってるからこその、それだよ。
もっと歳をとるとね、悩まないの。もう、諦めちゃったから"

ほぅ、ほぅ…

健全な悩み。
悩むこと自体、エネルギーがあるからこそ、デスカ。
と。

その悩みは、今のわたしが向き合うべき、必要な悩みだと。
だから、逃げなさんな、と。
もっと足掻きなさい、と。

ことばって面白いもので。
測ることができないのに、"重さ"で表しますよね。

軽いなぁ〜(上っ面のことばだな〜)とか、
重みがあるなぁ(深いなぁ)、って。

お二人が返してくださることばは、わたしにとっては、
とっても"重み"があるんです。
いろんなことを経験して、手にしてきたものもあって。
今、自分が向き合っているような悩みや、はたまた、もっと大きな悩みも乗り越えてきて。
そして、今は、それを削ぎ落としたり、手放したり、次の世代に託していくものを分別されている時期にいらっしゃる。

そんなところに立っているお二人だからこそ、
返ってくることばが、とても重く、ありがたく感じるのです。

これからも、勝手に師匠たちの背中を見て、
一歩一歩、進んでいきたいな、と思っていますよ。

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