飛びたいと願わない日はない

詩です。


紙の上にデスクライトに焼かれた虫が落ちてきた
のたうちまわる黒い点は雲の上の存在から見えるわたしだと思った
紙を汚さないように
ティッシュにくるんでから指先で圧し潰す
夢という坂はヤスリになっていて素足のままで行かねばならない



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