嗚呼、うらやましい
どうも、伽戸ミナです。
昔から絵を描ける人がとてもうらやましいです。
ちなみに、母も姉も美術は上手なので、私には遺伝しなかったようです。
小学校の時、美術の授業で絵を描くときなかなか描き進められず、宿題として家で描いてくるということになりました。家で描いていると、母から「すこしやらせて」と言われ筆を渡しました。
母が描いていると、突然、「ちょっと上手になりすぎたから、ここ描いて」と言われ、筆を渡されました。
「どういうことだよっっ!!」というような経験ですが、ここからも分かる通り、私は絵を描くのが苦手です。
ずっと、自分のできない絵を描くということができる人が、なんとなくうらやましいなぁと思っている程度だったのですが、その思いが決定的に変わったできことがありました。
私は『ブルーピリオド』という漫画が好きです。
これはヤンキーが美大受検を目指すという内容なのですが、この中で絵を描くときにどういうことを考えるのか、何を感じているのか、月並みな表現しか出来ませんがこのようなことを描いています。
この漫画を通して、絵って言語なんだと感じました。
なんと言うか、自分の内面の視覚的な世界を伝える言語っていうかんじですかね……。
自分とは全く違う言語を持っていて、しかもその言語を自分は使えないということが痛烈に分かりました。
それが分かってしまったとき、絵を描けて自分の世界を視覚的に表現できる人が吐き気がするほどうらやましくなりました。
今日ここで自分の思いを吐き出して、もう一度、自分の表現に向き直りたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます!!
小説を書いているのでよかったら読んでみてください!!
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