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大好きなユニラボを卒業します。

ユニラボを退職し、転職します。

私事ですが、この度4年3ヶ月勤めたユニラボを卒業し、4月より別の会社に転職することになりました。かなり悩んだ末ベストの選択だと思っています。

今までの感謝の想いと、率直な今のこの感情をnoteに書き留めておきたいと思います。

誰かのために、を優先しすぎて自分がわからなくなった

一番の転職のきっかけは、まとめるとこれなのかなぁと。入社から年月が経つに連れて、自分のわくわくする気持ちや、やりたい!という心の声をだんだん無視し、社内の人の役に立たねば価値がないと思い込んでいました。

ただ、2019年に入って転換期のユニラボは急速に会社も人も変わっていきました。良い意味での変化と、今まで好きだったユニラボの良いところが失われていってしまう感覚があり、「自分は何のためにがんばっていたんだっけ」と考え込むことが多くなりました。

昨年の9月あたりから自分を見つめ直すため、色んな人に会って、自分が何をしたいのか考えることにしました。そして、考えぬいた先にこのままユニラボにいてはいけないなという結論に落ち着き転職を決めました。

入社時を振り返る

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学生時代は、「社会の役に立ちたい」「三方よしを叶えたい」ということから、途上国支援やソーシャルビジネスに関心が強く、グラミン銀行のユヌス氏のビジネスコンテストに出たり、休学してインドで長期インターンをしながら途上国のリアルを学んだりしました。

現実的な情報を得て思ったことは、自分の圧倒的な力不足でした。人を救う云々の前に、自分に知恵や力がないと何もできない、ということを強く感じ、スタートアップでごりごりビジネスを学びたいと思い、2016年ユニラボに営業インターンとして入社をしました。

その後、インターンを続けつつベンチャーを中心に就活をしましたが、ユニラボ以上に良いと思える会社に出会わず、ほとんど迷いなく新卒として入社することを決めました。

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営業、CS、コーポレート推進、人事など、飽きっぽい性格なのを察してくれたのか(笑)社内で一番異動が多く、色々と幅広く経験させて頂きました。順調にスキルアップしている実感を持ちましたし、純粋にユニラボという会社が好きで、一緒にいるメンバーが好きで、共に過ごす時間がとても大切なものになっていきました。

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(栗山さんのブロクにも書いて頂き、正直めっちゃ可愛がってもらってたと思います…ありがたい……)

事業を語れないことへの違和感

違和感を感じはじめたきっかけは2019年の頭。人事専任担当になった時でした。採用候補者さんに向き合うにつれて、自分が心から自社の事業に共感しておらず、候補者さん達のようにわくわくできていないことに気付いてしまいました。自分に嘘をついている感覚になり、候補者さんに魅力を語るたびに表面上うまく語れてしまう自分にも嫌気が差しました。

サービス自体はとても素晴らしいサービスだと思っているのに、なぜ自分はそこに気持ちをのせられないんだろう?とモヤモヤしていました。さらには、採用ペルソナを作っても、自分とはどんどん遠い人格が浮かび上がり、自分は"あまりユニラボらしくない人"として自虐的に紹介してしまうことも増えていきました。

自分がやりたかったこと・好きなこと

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自分は何が好きで何がやりたいんだろう?と思った時に、思い浮かんだのは「ソーシャルビジネス」と自分がファンになった色々な「SaaS」でした。

自分がユーザー側としてかなり多くのHR系SaaSを触る機会があり、色々な営業とカスタマーサクセスを体験した上で「なにこのサービス、めっちゃくちゃ好きなんだが…?!」と興奮が止まりませんでした!大好きなサービスについては、勝手に人に広めていたり、ユーザー会の運営をしていたこともありました。

改めて「心から愛せる事業」に関わりたい、その愛から生まれる熱量を仕事に注ぎ顧客に価値を届けたい、という想いが強くなりました。

転職活動中は、素敵な会社さんとの出会いが沢山あり、どこの面接もとても素敵でしたし、人事だけでなく現場の方の熱意にも惹かれました。今回、その中でも私が心から事業を愛せる、運命の会社を選択できたと自信を持って言えます。

ユニラボへの感謝

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本当に何もできないポンコツだった私に、色々な選択肢をくれて、厳しく育ててくださったユニラボには感謝の気持ちでいっぱいです。

4年前は、何をやるにもミスの連発だったし、めちゃくちゃ詰められて会議室で泣いたこともあるし(オロオロさせてすみません笑)、ロジカルに考えようと思っただけでぶつぶつが出てきそうな私でしたが、今はそれなりにお役に立てる存在になることができたと思います。

最後、飲む機会も沢山作ってくれ「応援してるよ」と言ってくれた栗山さん、柴田さん、本当にありがとうございます。めっちゃ嬉しくて、帰り道号泣しました。

退職を伝えてからの3ヶ月、一緒に組織についてもう一回全力で考えて一緒に改善していくことができて、やっぱりユニラボっていい会社だなと思うことができました。壮大なビジョンの達成に向けて、最高のメンバーと、チーム主義のまま進んでいってもらいたいなと思います。これからも大好きです。

今のユニラボメンバーへ

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私の退職は、あんまり予想してなかったことだと思います。急な話で本当に申し訳ありません。詳しくは直接伝えますが、何かがあったというよりもタイミングの問題だけだったのかなと思っています。

思い返せば、本当に楽しい思い出ばっかりです。社員旅行、合宿、BBQ、キャンプ、未来会議、シメカイ、楽しい行事がいっぱいの会社でした。

サービスが伸びたこと、コンパスができたこと、ロゴが変わったこと、オフィスを増床したこと、MVPとったこと、色々ありますが、人事としては素敵な仲間が増えたことが一番嬉しかったです。

一気に社員が増えていくフェーズではありますが、こんなに事業と組織の両方課題に対してまっすぐに、誠実に対策している会社ってないのでは?と思います。これからも何が起きたとしても、みんなでしっか意見を出し合って対話していけば、絶対に乗り越えていけると思います。

社外のみなさまへ

社内で知見がない時、業務で悩んだ時、とにかく辛い時、支えてくださったのはみなさんの存在でした。Twitterや人事イベントで知り合った方々、お会いした方、していない方含めて、みなさんのおかげで悩みの多い2019年を乗り越えることができました。そして、結果としてユニラボの採用もパワーアップすることができました。

私を通して、ユニラボという会社を知って頂いてありがとうございます。新しい会社に行っても、かどまい個人としてお付き合いして頂ければ幸いです!

新天地では…?

入社エントリーはまだ別途出しますので、そちらは楽しみにお待ちください〜!人事ではなく、ビジネス職で転職しますので、そのあたりも詳しく書きたいなと思います…!

最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。そして、引き続きかどまいを宜しくお願いいたします。

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