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何度でも|詩


「何度でも」

風がふく激しい雨をつれて
何処までもあてなど知らずに

大切だからと赦すふり
騙せなかった誰のことも
寂しくぶざまな夜だとしても
壊れてしまった傘でいい

風がふく優しい雨をつれて
ふたり濡れて愛を知るために

ぼくは君に何度でも言うよ
共に、此処に……。

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