見出し画像

魅惑のクスクスだにょ〜

サラーム!ケイチェルおじだよ。

チュニジアのハリッサっていう唐辛子ペーストが最近日本でも人気で、スーパーはおろかコンビニでも売られてるのを見るようになったね。

「魅惑のハリッサ」っていう商品名で売られてるけど、皆さんどうやって食べてるんだろ?まあどんな料理にもちょい足しすれば合うとは思うけどさ。パンにつけたって美味しいしね。チュニジアではオリーブオイルたっぷりの目玉焼きにハリッサを添えて、パンを浸して食べるのが定番の朝ごはんだったな。

しかーし!ハリッサをつける料理と言えば、何を差し置いてもクスクスでしょう!

なのに、クスクスの粉はコンビニはおろかスーパーでも売ってる所は少ない。これは残念すぎるので、おいたんが簡単で美味しい「魅惑のクスクス」を広めたいと思う。クスクスを食べたことない人は、騙されたと思って一度作ってみて欲しい。粉はカルディで買えるよ。

材料はこちら。

およそ2人前の予定。

今回メインのお肉はラムチョップを使うことにしよう。ラムのことをフランス語で「agneau(アニョー)」というので、ラム肉のクスクスは「Couscous d'agneau(クスクス・ダニョー)となる。昨今ラムはますます高くなってるので、鶏肉か牛肉でも代用可。個人的にはマトンが好きなんだけど、なかなか売ってないもんね。

最初にオリーブオイルでお肉をコンガリと焼きます。

肉には塩胡椒で下味。

続いてすりおろしたニンニク、玉ねぎ、ニンジンを炒める。

玉ねぎがしんなりしたらズッキーニとキャベツを入れる。塩で下味しようね。

キャベツではなく蕪を入れるのもポピュラーだけど、今回は余り物の都合でキャベツに。蕪ではなくジャガイモを使うとチュニジア風になる。

キャベツがしんなりしたら、トマト缶(紙パックだけど)の中身を半分ほど(200gくらい)入れる。

トマトが潰れたところで水を250ccほど入れる。

蓋をして弱火で1時間コトコト煮ます。

圧力鍋があれば15分くらい加圧で時短可。

1時間後、クミン・コリアンダー・パプリカパウダー・カイエンペッパーを小さじ1ずつ入れて、塩で調味する(やや薄味の美味しいスープくらいが目安)。辛いのが苦手な人はカイエンペッパーは省いても良い。

スパイスを多用するのはモロッコ風。チュニジアではスパイスは入らない。

おっと、ひよこ豆を入れるのを忘れるところだつた。

ひよこ豆入れ忘れはあるあるなので、気付いたときに入れよう。

再度一煮立ちさせてスープは完成。

クスクスの粉は、1人前70〜80gに、同量の沸騰したお湯を入れて蓋をして10分蒸らす。

バターと塩ひとつまみを入れて蒸らすと美味しい。

10分後、クスクスのダマをほぐしてサラサラにして、お皿に盛り付ける。温めたスープをかけて、お好みでハリッサを添えれば魅惑のクスクスだにょ〜。

気分はモロッコ🇲🇦行ったことないけど。

モロッコ風のややスパイシーなスープにラムの脂と野菜の旨味が溶け込んで、サラサラしたクスクスの粉と合わせると最高に美味しい。こんなに美味しいのになぜ日本でイマイチ広まらないのか。ラムチョップを買ったら、ぜひ一度クスクスにして食べてみて欲しいね。早くコンビニでクスクスの粉が買えるような時代が来るといいのだけど。

おわり。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?