![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/75638237/rectangle_large_type_2_54255a349e9574985fad1cfc5c024b75.jpeg?width=800)
パン・ヴィエノワを作ってミルクフランスとツナサンド!
サリュー!ケイチェルおじだよ。
寒い!
いやー、3月で冬は終わったと思ったおいたんもまだまだ甘かったよ。やっぱりサンド教祖のチョコチップクッキーさんの言う通り、冬は6ヶ月あるんだな。
今日は一日中雨だし、こんな日はおうちでのんびりパン作りでもしましょうねえ。
フランスでご活躍のichiシェフが作られてたパン・ヴィエノワを作ってみよう。
「ヴィエノワ」ってのはフランス語で「ウィーン風の」って意味だけど、ウィーンにはこんなパンないらしい。確か、ウィーンにお住まいのPezioさんが言ってたような気がする。フランスのパンとかお菓子はウィーン起源のものが多いから、元はウィーンから伝わったパンなんだろうけどね。
さて、材料はこちら。
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/75624589/picture_pc_6d3ee2536f7aa2d251f94c52a3ebfd86.jpeg?width=800)
↑こないだカンパーニュを作るときに買おうと思いつつ忘れてた準強力粉をついに買いました!泣く子も黙るリスドォル。1㌔で450円くらいだったけど、意外と安いのね。これはもういつかバゲット作ることが確定したな。
レシピはichiシェフの分量通り(スキムミルクに変えて牛乳50g、その代わりぬるま湯を100g)にしてみたんだけど…
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/75624602/picture_pc_351406ba6086d242dcd72dec6e42d46e.jpeg?width=800)
あれっ!?
![画像21](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/75654333/picture_pc_5abb56c4a8848043d08c3b30e3df04a9.jpeg?width=800)
↑どうやったって捏ねるの無理そうな液体に。
計量間違えたかな?と思って改めてシェフのレシピ見てみたら、粉170gに対してぬるま湯146gと、加水率86%以上!?
お、おそらくシェフの記載ミスかな?(笑)と思って、とりあえず粉を80g足してみました。
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/75624616/picture_pc_f00723819e0d4c80a0be21aaec8eb04e.jpeg?width=800)
これで粉250gに対して牛乳+水が150g、加水率66%+卵液って感じだから、まあ普通のブリオッシュくらいにはなっただろう。
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/75624626/picture_pc_4e43589f920681122dfe39774d0e5104.jpeg?width=800)
15分ほど捏ねて、グルテン膜らしきものができたところでバター投入。
![画像5](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/75624638/picture_pc_56d92d699123cba57709a1579bb5174d.jpeg?width=800)
さらに10分くらい捏ねました。
![画像6](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/75624658/picture_pc_29002315521b0a8e900e81a0da766624.jpeg?width=800)
1時間こたつ発酵させます。アイシャ姫はマカロンの具になってます。
![画像7](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/75624673/picture_pc_0e1cbd2f9a9e65a4984d87ce6896157b.jpeg?width=800)
1時間後、発酵した生地を取り出し、
![画像8](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/75638293/picture_pc_ab7ef9e0ff7199a30da55193bef43c2f.jpeg?width=800)
4分割(1個108gくらい)して、麺棒で楕円に伸ばします。
![画像9](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/75638320/picture_pc_afece38d629ff032fb485c0fde2aaf9e.jpeg?width=800)
↑縁がボコボコしてるように見えるのは、よく見ると全部気泡なんだよね。今日のイーストはやたら元気がいい。2gしか入れてないけど、砂糖が多かったからかな?
折りたたんでゴロゴロ転がして棒状にし、冷蔵庫で20分ベンチタイム。
![画像10](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/75638343/picture_pc_dad9fb62b49ee6cc5437455ab4d3655c.jpeg?width=800)
20分後、冷蔵庫から取り出して、再び楕円に伸ばします。ichiシェフがやられてるみたいに長方形にして、
![画像11](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/75638358/picture_pc_5644b88d15c5665ed85f5b67b0d0a30c.jpeg?width=800)
2回折りたたんでゴロゴロ転がしてまた棒状にします。
![画像12](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/75638372/picture_pc_9491c25e2365ce69c0e0135c8817b592.jpeg?width=800)
↑とりあえず今日は2個焼いて、残りの2個はこのまま冷凍します。
さて、ヴィエノワの最大の特徴であるクープ。二次発酵前に入れるので、ハサミでもいいらしい。
![画像13](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/75638394/picture_pc_162f47d4afa09b11f943289a8fd24545.jpeg?width=800)
↑斜めに入れないと最終的にまっすぐにならないらしいんだよねえ。不思議。
オーブンで40分ほど二次発酵させました。二次発酵が終わったら塗り卵します。
![画像14](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/75638414/picture_pc_e421dde34a4ab45d7c9b59851d3c2f1c.jpeg?width=800)
180度で15分くらい焼きました。
![画像15](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/75638441/picture_pc_4dca023b4e1156b11a76eaa9f1e2f671.jpeg?width=800)
思ったよりクープが開いてないけど、まあ良い焼き色にできたからよし!
というわけで、今日の2本はミルクフランスとツナサンドにします。
![画像16](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/75638478/picture_pc_a70c7d6ca8708543b6277f94716fae1a.jpeg?width=800)
ツナサンドのツナマヨはリュウジお兄さんのレシピで。ワサビを切らしてたのでホースラディッシュにします。
![画像17](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/75638501/picture_pc_28d810bde1b86c083d9db9e3dfb23497.jpeg?width=800)
ミルクフランスのクリームはバター・粉糖・練乳で作りました。
![画像18](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/75638522/picture_pc_3de0297af6e50bde5e07e7fb0e2ee87c.jpeg?width=800)
おいたん的にツナサンドには絶対キュウリ欲しい。最近セブンイレブンがキュウリ入りのツナサンド販売してくれなくて悲しいよ。
![画像19](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/75638540/picture_pc_8ee650aeff6ef029cf773428183c66b3.jpeg?width=800)
「隅っこまで具がぎっしり」。サンド教徒の基本教義ですな。
というわけで、できあがり。
![画像20](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/75638565/picture_pc_3aa419b2738dff5bc0d87daf20c74e2e.jpeg?width=800)
ツナサンドめっちゃウマい。まずヴィエノワが歯切れが良くてそれでいてちょうどいい柔らかさで、ほんのり甘みがあってサンドイッチに合う合う。特にクープのところの歯切れが良くて、まるでちぎりパンみたいな食べやすさのあるサンドイッチって感じ。小麦粉足して配合変えちゃったけど、パンの風味もまずまずよ。前にドトールのミラノサンドとジャーマンドッグを再現したときに作ったソフトフランスパンより、こっちの方が断然美味しいわ。
ちなみにおいたん、フランスにいるときはお菓子はおろかパンにもあまり興味なくて、パン・ヴィエノワも現地で食べた記憶はないんだよね。だけどツナサンドだけはよく食べてて、PAULはじめ有名店から無名店までかなり食べた。それらと比べてもこのツナサンドは全く遜色ないどころか一番美味しいまである。フランスのツナサンドって、ツナをマヨで和えてなくてそのままのやつが多いしね。
そしてミルクフランスは、こういうパンがフランスにあるのか不明だけど(笑)、これも結構美味しい。これも日本の普通のソフトフランスのやつよりヴィエノワの方が美味しいね(日本のパン屋さんではヴィエノワっていうとこのミルクフランスバージョンを販売してるとこが多いみたいね)。
さすがに量が多かったので、ミルクフランスは半分だけ食べて、残りは後で食べることにしたけどね。
クープ入れる前の生地が冷凍庫にあと2本残ってるので、後日焼きたてそのままでも味わってみよう。ヴィエノワは、作る工程は普通のパンと同じだから、パン作りする人にはめちゃオススメするよ。多分、ichiシェフがレシピを書き直してくれるはず(笑)だから、そのうちまたリピートしよう。
おわり。
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