見出し画像

国際女性デーにちなんで本格ミモザサラダを作ってみました(ついでにボルシチも)

プリヴィエット!ケイチェルおじだよ。

今日3月8日は国際女性デー。1907年にアメリカで女性の参政権を求める大規模なデモが起きた日を記念した、世界的に歴史ある記念日なんだよね。

女性の権利や社会進出を考える日ってことだけど、やはり「女性の社会進出には男性の家事進出が不可欠」だと思うので、おいたんとしては世の男性に料理の楽しみが広がっていけばいいなと願う次第ですよ。

ところで、この日はイタリアではミモザの日ということで、ヨーロッパ全体で国際女性デーにちなんで男性が女性にミモザの花を贈る習慣があるらしい。おいたんは「ミモザと言えばミモザサラダ!」という安直な連想で、ミモザサラダを作ることにしました。

で、このミモザサラダって、ゆで卵をミモザの花みたいに細かく散らしたオシャレなサラダだから、てっきりフランスあたりの料理だと思ってたら、元々はロシア料理なんだって。

Wikipediaによると、

ミモザサラダ(英: mimosa salad、ロシア語: сала́т мимо́за)は、チーズ、じゃがいも、缶詰や水煮の魚、たまねぎ、米、ニンジン、ゆで卵などを、マヨネーズを繋ぎとして重ねて作るサラダ。それぞれの素材が層になるように美しく積み上げて作り、ケーキのようにカットして取り分ける。旧ソ連地域では非常にポピュラーであり、多くのバリエーションがみられる。ゆで卵は必須であり、細かく刻むか裏ごししてトッピングとして飾られる。
                  出典:Wikipedia「ミモザサラダ

どうも日本で普通に連想するミモザサラダとは大きく違いそうだ。せっかくなので、これを機にロシア風の本格ミモザサラダを作ってみよう。

材料はこちら。

本場のミモザサラダを食べたことがあるわけではないので、むかし中央線沿線に住んでるときに何度か訪れた吉祥寺のロシア料理店Cafe RUSSIAで食べた「毛皮のコートを着たニシン」をイメージして、ニシンビーツを使ってみよう。スウェーデン産の瓶詰めビーツは週末に隣町で買ってきました。さらに今日、仕事後に魚屋に行ったら「ロシア産」と書かれた明太子が売ってたので、これで明太キャロットラペを作ります。ユイじょりさんの記事によればロシアでもタラコを食べるみたいだから、間違ってないはず。

ソフトタイプの身欠きニシンなので、茹でこぼした身を使います。7mm角くらいに切ったジャガイモと玉ねぎのみじん切りと一緒に、マヨネーズ・レモン汁・白ワインビネガー・塩コショウで和えます。

お皿にセルクルを用意して、これを1段目に敷きます。

ちょっと多すぎたかな…

次に明太キャロットラペ。

次にビーツを角切りにしたもの。

最後にゆで卵の白身を刻んだのと、黄身を濾したものをかけます。あとはテキトーに緑の葉っぱを添えれば出来上がり。

せっかくなのでロシア料理つながりでボルシチも作っちゃおう。材料はこちら。

特にちゃんとした作り方を研究したわけではないので、カレーと同じように作ります。冷蔵庫にずっと余ってたザワークラウトを使い切りたい。日本のボルシチのレシピではトマト缶が入りがちだけど、本場のはどうなんだろ。おそらく酸味には発酵大麦を使うんじゃないだろうか。

てなわけで、ミモザサラダとボルシチのできあがり。

ミモザサラダはやっぱりニシンとジャガイモの層が多すぎたかな。キャロットラペの層とビーツの層とのバランスが良くないね。ニシンとジャガイモを別の層にすればよかったかも。

こんな感じかなーって想像だけで作ったけど、そのわりにめちゃくちゃ美味い(笑)

ボルシチにサワークリーム乗せるの忘れてた。

ボルシチもテキトーに作ったのに美味しい。

吉祥寺のCafe Russiaだけでなく、新宿のスンガリーとか渋谷のロゴスキーとか、ロシア料理店は一時期よく行ってたんだよね(ロシア料理店では新宿スンガリーが一番好き)。久しぶりにロシア料理食べて懐かしい気分になったな。3パック980円で買った牛肉が余ってるので、後日あの定番料理を作る予定。定番だけど一捻りあるので、お楽しみに。

結局、国際女性デー関係ない話になっちゃったw

おわり。

いいなと思ったら応援しよう!