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ピエール・エルメのレシピで作るサブレ・ディアマン・ヴァニーユ

サリュー!ケイチェルおじだよ。

昨日、とある理由があってクッキーを焼いたんだけど、その理由は記事を読んでいくうちに明らかになるから、最後まで読んでね。もしこの時点で分かった人がいたらすごい。おいたんの家に隠しカメラ仕掛けられてないか疑うレベル。

焼いたクッキーはこちら。

いつもの『ピエール・エルメが教える焼き菓子ブック』から、サブレ・ディアマン・ヴァニーユ

「ディアマン」はフランス語でダイヤモンドのこと。表面に砂糖をまぶしてキラキラ光るクッキーのことをそう呼ぶらしい。日本の洋菓子店でも「ディアマン」っていう名前で売られてるクッキーはよく見るよね。もちろん「ヴァニーユ」は、「バーニラバニラ♪高収入♪」のバニラな。

材料でーす。

<ピエール・エルメのサブレ・ディアマン・ヴァニーユ:スカッド>
無塩バター:90g
塩:1g
バニラオイル:1g
バニラシード:1さやぶん
グラニュー糖:40g
強力粉:30g
薄力粉:100g
グラニュー糖:(まぶす用に適量)

昨日の午前中に隣町のTOMIZまでウォーキングして、ついにバニラのさやを買ってしまった。1本800円くらいするんだよねえ。バニラって世界的に高騰してるんだって。

まずはバニラのさやを包丁で割き、なかの黒いタネをこそぎ出します。

たったこれだけのために800円…。さやは他に使い道あるかもしれないので一応取っておこう。

クリーム状にしたバターに、グラニュー糖、塩、バニラオイル、バニラシードを入れてよく混ぜます。

次にふるって混ぜ合わせた薄力粉と強力粉を入れ、カードで押すように混ぜていきます。

エルメ本によると「水分が少なくグルテンが出やすい生地なので、カードを使うとグルテンを出さずにまとめることができる。ここでグルテンが出ると、口の中で溶けていくサブレの醍醐味とも言える食感が出せない」とのこと。なるほど、グルテンフリーなクッキーなんだね。それならいくら食べても大丈夫そうだ。

ていうか、全然まとまらないんですけど。

今までの生地の中で1番粉っけが多くてまとまりが悪いな。とにかく根気が必要なようだ。

背中と腰が痛くなるのを我慢しつつ、カードで混ぜて押してを繰り返してたら、なんとかまとまってきた!

ここまで来ればあと一歩。

まとまるようになったら、台に打ち粉をして生地を乗せます。

直径2センチ程度の2本の棒にします。

グラニュー糖の上にゴロゴロ転がします。

ラップして冷蔵庫に入れ、2時間ほど休ませます。

2時間後、冷蔵庫から取り出し、1センチ幅にカットします。

とりあえず1本だけ出して、もう1本は冷凍しておくことにしました。エルメ曰く「生地をたくさん作って、一定分量ごとにまとめて冷凍庫に入れておき、気分次第でサブレを焼いていく、というのがスイーツ通らしいやり方というものです」だって。いつもながらシビれるお言葉w

天板に並べます。

ありゃ?カットしたら中心に穴が空いてた。生地を棒状にするときにしっかりまとめてボール状にしてから細くしないとだめか。

焼いたら適度に膨らんでくれないかな。エルメ本だと160度で12分なんだけど、前回の経験から180度3分、170度10分にしてみました。

エルメ本みたいに黄金色にはならなかったけど、前回よりはマシになったかな。

一晩おいて、今日のおやつに食べてみました。

色形はイマイチだけど、味は美味しい!ちゃんとサクサクで口の中で溶けるし、何よりバニラの香りと味が芳醇。

前回のサブレ・ブルトンもサブレ・ヴィエノワも、2日目以降が特に美味しかったんだよなあ。味は問題ないから、あとは焼き色と形だな。

さて、5、6個食べて満足したところで、おもむろにレモン・マーマレードを作ろう。

まず弱火でレモンを30分ほど茹でます。

両端をカットし、4等分してタネを取り出します。

フープロでガーします。

ガーしました。

小鍋で水15ccにグラニュー糖50gを入れ、115度になるまで煮たたせます。すりおろし生姜を少々用意します。

115度になったらガーしたレモンと生姜を入れて混ぜ、20分ほど煮たらレモンマーマレードの完成です。

突然ですが、ここでクイズです。

このレモンマーマレードと、昨日作ったサブレ、さらに以下の材料を使って、いったい何ができるでしょうか?

まあ簡単だとは思うけど、より詳しい答の人を優勝とします!(ちなみにうちのオーブンは湯煎焼きはできません。正解は明日の記事で)

今週のスイーツおじさんはクッキーだけ?って思っただろうけど、甘い。今日これ作るために昨日クッキー焼いたのだ。我ながらお菓子作りジャンキーだな、もう。

おわり。

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