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カーン風モツ煮込み(トリップ・ア・ラ・モード・ド・カーン)

ボンソワール!ケイチェルおじだよ。

今日は飼い猫のアイシャちゃんがうちに来てからちょうど1年。この子は誕生日がいつか分からないから、うちに来た8月1日を誕生日ってことにして、今日はお祝いにご馳走作ることにしたよ!

って言っても、ご馳走食べるのは飼い主だけどね。アイシャちゃんには滅多にあげないちゅーるでもあげようw

保護主さんによると6〜7歳くらいじゃないかってことだけど、おにゃのこだから若い方の数字を取って6歳ってことにしとこう。人間で言えばアラサーか。てか、とてもそんな風には思えなくて、性格はほぼ2歳児なんですけど…。寝てるとき以外はひたすらストーカー猫の構ってちゃんだもんなあ。少しは大人の雌猫らしく孤高の女王様的な、凛とした振る舞いを身につけて欲しいよ。

さて、ご馳走は何にしようかなと考えたら、最近フレンチを作ってないことに気付いた。noteの投稿も増えてきたので、マガジンでジャンル分けしたんだけど、フレンチがやや少なめなんだよね。

フランスにいたときに好きだったもので、まだ作ってないもの、、、そうだ!カーン風モツ煮込みがあったなって思い出した。

そういや、日本に帰ってきてから1度も食べてないや。フランスではトゥールーズのカスレと並ぶ、スーパーの缶詰の主力商品だからしょっちゅう食べてたのに。

こちらがその缶詰↓

カーンはフランス北西部、ノルマンディー地方の町で、おいたんは所用で1週間ほど滞在したことがある。この町の名物がこの牛モツの煮込み料理なんだけど、イタリアのトリッパとかスペインにもカジョスだっけ?モツのトマトソース煮込みがあるよね。ただ、カーンのモツ煮は、ノルマンディー地方名産のカルバドスシードルっていうリンゴ酒で煮込むのが特徴(缶詰のやつはトマト味だったかもしれない。あれだけ食べたのに味が全然思い出せない)。

おいたんも現地で3回くらい食べた。レストランの味はやっぱり缶詰より美味しかったけど、実は缶詰のトリップもかなりイケてるんだよね。日本でも売って欲しいわ。

モツは牛の4つの胃袋をミックスしたもの。フランスのモツは日本のモツと違って臭みをあまり抜いてないことが多いから、缶詰を家で開けて食べると家中がモツの匂いで満たされることになるw

味は日本のモツ煮込みの味とかなり共通してる部分があるから、フランスで居酒屋ごっこするときは必ずトリップの缶詰を食べてた。

さて、これを日本で作るとなると、問題は牛モツの入手。街中にはあれほど焼肉屋やホルモン焼き屋があるのに、スーパーやお肉屋さんでも、ハチノスやセンマイはおろか小腸でさえ「こてっちゃん」みたいな味付きしか売ってないよね。

おいたんも今日のお昼、府中のシャンゼリゼこと欅並木通り周辺のスーパーや肉屋、さらには近所も含めて何軒かスーパー巡ってみたけど、全然手に入らなかった。

かろうじてシマチョウ(大腸)はいなげやに売ってたので、不本意ながらこれで作ることにする。

もう一つの問題はカルバドスないしシードルだけど、実はおいたん、半年前にこのお酒を買ってたんだ↓

カルバドスが3分の1、リンゴジュースが3分の2のお酒らしい。3月に家に仲の良い同僚を招待して飲み会する予定だったので食前酒として買ってたんだけど、コロナで中止になっちゃってね。開催は当面無理そうだから、アイシャちゃんの誕生日に開けることにした。アペロとして飲んでみたけど、かなり美味しい(ちなみにカルバドスもトリップもメグレ警視の大好物)。

そんなわけで、レシピはMarie Claireのフランス語のレシピを参考にしつつ、一通り材料を揃えて作ってみます。

シマチョウを水から鍋で煮て、1度煮こぼします。日本のスーパーで売ってるモツは臭みがないから煮こぼす必要ないと思うけど、シマチョウはかなり脂が多いからね。

次にフライパンで、ニンニク玉ねぎセロリニンジンの順に炒めます。直接鍋に入れてもいいと思うけど、カスレの要領でつい炒めちゃう。

鍋に煮こぼしたシマチョウと炒めた野菜を入れ、無添加マギーブイヨンと、ローリエ1枚、タイムをふりかけて、カルバドスとリンゴジュースのお酒を適量入れます。なんか料理に使うのがもったいないw

お酒は圧力かけるのに必要な最低限でいいと思う。最終的にそんなに汁気の多い料理ではないから。これくらい↓で、25分圧力をかけます。

圧力かけ終わったら塩こしょうで味を整えて完成です。

さて、完成前に1杯やりながら、アイシャちゃんとちゅーるで乾杯でもするか、と思って呼びに行ったらこれ↓

ガン寝w

しょうがない、1人でご馳走食べるよ、ってことで完成したのがこちらです↓

ユイじょりさん式「一皿入魂」。マッシュポテト添えてみました。缶詰のトリップがトマト味だったような気がするので、オーブンでセミドライトマト作って入れてみた。

作ってるとき、2皿分かな?って思いながら作ってたけど、シマチョウがかなり縮小して1皿分でも物足りないくらいになりそうだったので、急遽冷蔵庫にあったチョリソー焼いたw まあMarie Claireのレシピでもソーセージ入ってるしいいだろう。

シマチョウはこんな感じに博多モツ鍋のモツみたいになった↓

カルバドスとリンゴジュースの甘さがベースにあって、とても美味しい1皿になりました。モツ臭さが物足りないくらいだったので、煮こぼす必要はなかったかも。

と思いながら食べてたら、背後から鳴き声が。

いつの間にw

「美味そうなもん食ってんな、アタシにもよこせ」って言ってるな…

飼い主が食べ終わったあと、ちゅーるあげました。贅沢に「まぐろ&ほたて貝柱」味!

おわり。

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