手作りトルティーヤでメキシカン

2020年7月12日 20:43

オラ！ケイチェルおじだよ。

noteに1ヶ月以上投稿してきて、とても大事なことを言ってなかったことに気づいた。

それは、おいたんがメキシコ大好きってこと。

と言っても、旅行で行ったのは20年くらい前なんだけど、そのとき2週間滞在して、なんて居心地の良い素敵な国なんだと思ったんだ。将来はメキシコに住みたいって思ってたけど、なかなか実現できず… でも、パリにいたときにメキシコ人の友達もできたし、なにかと縁がある国だと思ってる。

現地で食べたメキシコ料理はどれも美味しかった。辛いもの好きのおいたんにとっては毎食が楽しみで仕方なかったね。あのころは食べ物の写真を撮ったりする文化がなかった(そうだよね？)ので、写真が全然残ってなくてぼんやりとしか思い出せないのが残念。

どこのレストランや食堂にもテーブルには常に2種類の辛いサルサが置いてあって、どの料理を頼んでもトルティーヤがついてきて、料理をサルサと一緒に乗せて巻いて食べるんだ。

この後、東京で何店かメキシコ料理屋めぐりをしたけど、現地の味に近いお店ってなかなか出会えなかったなあ。

かろうじて近いかなってところは、四谷の老舗メキシコ料理店「エル・アルボル」と、梅島にあるこじんまりとしたメキシコ家庭料理の「エル・ソル」というお店くらい。あれからだいぶ月日も経って、最近は全く開拓してないから分からないけどね。（エル・ソルはコロナで閉店しちゃったみたいです…）

メキシコ料理というと、一般にはTex-Mexと言って、アメリカナイズされたメキシコ料理が広まってるよね。国分寺にあるメキシコ料理店の女主人によると「モレのソースを使った料理があるかどうかが本場メキシコ料理かテックス・メックスかを見分けるポイント」ってことらしい。確かにそうかも（モレというのはチョコレートのソースね）。

チリコンカンとかファヒータは代表的なTex-Mex料理だけど、似たような料理がメキシコにないわけではないし、本場メキシコ料理のお店でも日本での需要に合わせてそういう料理を出してるお店もある。ただ、都内にあるほとんどのメキシコ料理店はTex-Mexだし、そこそこ美味しいとは思うけど、現地のメキシコ料理は何倍も美味しいんだってことをみんなには言っておきたい。

ところで、なんで今日久々にメキシコ料理を作らなきゃって思い出したかと言うと、前にルーマニア料理を作ったときにママリガとして使ったイタリアのポレンタが、ずっと棚の奥に眠ったままだったんだ。

これを使ってトルティーヤを作れないかと閃いてね。ネットで調べてみると、作れるは作れるみたいなんだけど、分量とか具体的な作り方が見つけられず。

まあどうにかなるっしょ、てことでテキトー感満載、小麦粉で作るレシピと同じように見切り発車で作ってみました。

まずポレンタ200gにオリーブ油大さじ2、塩小さじ半分、水120ccで混ぜてみます。すると、全然まとまらず、パラパラジャリジャリしたままだったので、少しずつ水を加えながら混ぜてたら、うまくまとまってきて、手で5分ほどこねます。

このままラップをして30分放置。

その後、8等分して、一つづつ丸め、まな板に小麦粉を振って、麺棒で伸ばしていきます。

きれいな円にならないんですけど、これってなんかコツあるんですかね…

まあ悪戦苦闘しつつ、なんとか8枚作りました。

くっつかないようにめっちゃラップ使ってる。

さて、トルティーヤを焼く前にサルサを作ります。まずはサルサ・メヒカーナっていう、白赤緑、メキシコ国旗の色のサルサ。

玉ねぎ、トマト、ハラペーニョのみじん切りがベース。これに塩胡椒、本当はシラントロ(=コリアンダー=パクチー=香菜)も刻んで入れるんだけど、スーパーになかったのでコリアンダーパウダーで代用。ライムがあればメキシコっぽくてベストだけど、ないのでレモン果汁で代用。これらを混ぜるだけ。ほんと簡単。

次にワカモーレ（アボカドのディップ）を作りますが、塩したアボカドを潰して、さっきのサルサを少し入れて混ぜるだけです。