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ダイソーにカヌレの型が売ってたので早速作ってみた

サリュー!ケイチェルおじだよ。

2022年も残りわずか。今年流行ったお菓子と言えば、やっぱりカヌレかな?
今年はマリトッツォトロペジェンヌも作って、流行りお菓子をしっかり押さえてきたおいたんだけど、カヌレはまだ作ってなかった。

なぜかと言うと、カヌレの型が高いのよ。金属製の型は1個1000円を超える。一度に4つ焼くとしたら型だけで4000円以上だ。1年に1回作るかどうかというお菓子に、そんな投資をする気になれないよね。

ところが先日、ダイソーに行ったときに、いつものように製菓コーナーをチェックしてみたら、なんと!シリコンのカヌレ型が売ってるじゃないの!

下の2枚がカヌレ型。1枚4個焼きで200円。2枚買った。

しかもなんと、カヌレ型だけじゃなくて、今までどの100均にも売ってなかったフィナンシェ型と、さらにシェルマドレーヌの型も同じく1枚200円で新登場!(シェルマドレーヌ型は富澤で買った金属のやつを持ってるので買わなかったけど)

いやー、ダイソーさん凄いよ。フィナンシェ型なんて、TOMIZでちゃんとしたやつ買うと8個焼きが5000円超えるよ?

シリコンだと火の通りが悪いとか、そんな贅沢なこと言ってられん。そんなことは工夫次第でなんとでもなる。とにもかくにも憧れのカヌレが作れるんだから。

そしてちょうどそのカヌレの型を見つけた日、たまたま通りかかった都心の駅ナカで、カヌレを売ってる催事スペースみたいなやつ?を発見。「TVチャンピオンのカヌレ」みたいなノボリが立ってたので、とりあえず買ってみた。

三重県にあるドミニク・ドゥーセというフランスのパン職人の店らしい。

調べてみたら自動車メーカーのHONDAがフランスから鈴鹿に招いた人らしく、去年カヌレ工場が火災で全焼したとか、そんなニュースも出てきた。で、そのドゥーセさんの写真を見るとめっちゃいい人そうなので、あんまり悪くは言いたくないけど、このカヌレはイマイチだったな(笑) カヌレと言えば外側のカリカリが特徴なのに、全然カリカリしてなかった。やっぱり作ってから時間をおくと柔らかくなっちゃうんだろうね。

とりあえずTVチャンピオンのカヌレを確認したところで、その数日後、材料を揃えました。カヌレの生地は一晩寝かせなきゃいけないので、木曜の夜に仕込んで翌日の午前半休を利用して作ってみたよ。

レシピは以下のYouTube動画を参考に。なんとダイソーのシリコン型で作ってる人がいた!

↑かなり上手く焼けてるようなので、ほぼこの通りに作ってみよう。

贅沢にバニラビーンズ1本を丸ごと使って、牛乳で沸かし、火を止めて蓋をして30分アンフュゼします。
粉類・グラニュー糖・塩を混ぜ合わせておきます。
そこに60度にしたバニラ牛乳の半分を投入して混ぜます。
焦がしバターを投入。
全卵と卵黄を投入。
ラム酒を投入。
最後に牛乳の残りの半量を入れて混ぜます。
濾し器で濾して、容器に移し替えます。

このまま冷蔵庫に入れて一晩休ませます。カヌレは生地を一晩休ませるのがポイントらしいよ。

翌朝、いよいよダイソー型の出番。

型にはバターを薄く塗って、さらにハチミツを塗ります。

本場ボルドーのカヌレは「蜜蝋」っていう蜂の巣から作る蝋を塗るらしい。富澤商店にも売ってるけど、結構なお値段するのでバター&ハチミツで代用。

生地を型に流し込みます。
200度で様子を見ながら焼きます。うちの小さいオーブンでは1枚しか入らなかった😭
レシピだと75分なんだけど、60分で上面が焦げ焦げ。いったん取り出して焼け具合をチェックしてみます。
取り出すときになかなか型から外れなくて、3つ凹んだ😭
型を外したまま追加で10分焼いたけど、中が半生だった。それでも充分おいしい。

1回転目の反省を活かし、2回転目は途中でアルミホイルを被せ、75分しっかり焼きました。

それでもまだ焼き色が甘いかな。
今度は中まで火が入って、しっかりスができてた。

2回転目はほぼほぼ完璧なカヌレじゃん!外側カリカリで中はもっちり。バニラとラム酒の風味が口の中でに広がる、高級感の溢れる味わい。もっと周りの焼き色をつけたいとか、型から出すときに少し凹んだとか不満点はあるものの、それでもドミニク・ドゥーセのやつより明らかに美味しいよ。やっぱり作りたてに勝るものはないんだろうね。

残ったやつは粗熱が取れたら冷凍して、翌日以降のランチタワーにしました。

カヌレは出来たてを冷凍すると外側のカリカリ感が保たれるらしく、ランチで食べる頃にもしっかりカリカリでした。

というわけで、今年のクリスマススイーツにカヌレもメンバー入りすることが決定。今月また作ります。

おわり。

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