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パイナップルクリームのトロペジェンヌ

サリュー!ケイチェルおじだよ。

世間では「マリトッツォの次に来るのはトロペジェンヌ!」って言われてたらしくて、最近コンビニのスイーツコーナーでトロペジェンヌをよく見るね。おいたんもセブンイレブンのやつを買ってしまった。

セブンのトロペジェンヌはホワイトチョコ味のバタークリームをサンドしたもの

ファミマのやつはカスタードクリームだったけど、おいたんはカスタードクリームが苦手なのでセブンのにした。まるでおいたんの好みを知ってて作ったんじゃないかと思うセブンの開発者よ。

トロペジェンヌは初めて食べたけど、まあまあ美味しいかな?ブリオッシュにクリーム挟んだ菓子パンなんだけど、それ以上でもそれ以下でもない感じ(笑)

南仏のサン=トロペっていう町のお菓子で、女優のブリジット・バルドーが気に入って「タルト・トロペジェンヌ」と命名したらしい。元々はタルトみたいな大きいサイズの物だったらしいよ。

ブリオッシュにクリームを挟むという点ではイタリアのマリトッツォと同じだけど、フルーツ入ってたり生クリームたっぷりだったりするマリトッツォに比べると、見た目は地味だな。「マリトッツォの次に来る」なんて言われてもイマイチ流行ってる感がないのはその辺りが原因だろう。

実はレイチェル・クーのレシピ本にもタルトトロペジェンヌがあるんだけど、

「タルト・トロペジェンヌについては、その評判をずっと聞かされていました。(中略)その名を聞くたびに自分の中でラム酒とトロピカルフルーツを使ったエキゾチックなお菓子をイメージするようになりました。そしてついにニースでタルト・トロペジェンヌを食べたときには、そのシンプルさに面食らったことを覚えています。それは単にペストリークリームをたっぷり詰めたブリオッシュだったからです」

その地味さにレイチェルもガッカリだったようだ(笑)。それで自分のイメージ通りにラム酒とパイナップルを使って作ってみたというのが上の写真。

おいたんは正直レイチェルのやつもどうだろ?って思ったけど(笑)、パイナップル味にするというアイデアは凄く良いと思った。前にブッセを作ったときにパイナップルとホワイトチョコのバタークリームがすごく美味しかったから、トロペジェンヌにもそのクリームをサンドすることにしよう。

というわけで材料はこちら。

ブリオッシュ生地は前日の夜に仕込んで、冷蔵庫で半日低温発酵させました。

昨日のクイズ、パタさんが見事正解でーす!🏆スイーツ探偵の勘を取り戻してきたようで、さすがでございます。おてだまさんとユッキーノさんもお分かりだったぽいですね。

まみげさんのnoteで今年も台湾パイナップルの記事を見て、そろそろおいたんも台湾パイナップルを買わなきゃなって思ってたところだったのよね。

去年はミルクパインっていう品種を買ったら、熟してなかったのかすごく酸っぱかった。今年スーパーで売ってたのは台農17号っていう品種らしい。台湾パイナップルは芯まで食べられるってのがいいね。

翌朝、お菓子用に535gを計量。

トロペジェンヌに使うのは85gだけど、せっかくなのでもう一種類、前に作ったことのある鳳梨酥風のガレットブルトンヌも一緒に作っちゃおう。

フープロでガーして、トロペジェンヌ用にホワイトチョコを混ぜてるところ。
左がガレット用、右がトロペジェンヌ用。
ホイップしたバターに混ぜて、パイナップルクリームは完成。

ブリオッシュはマリトッツォを作ったときとまったく同じです(笑)

今回はなるべく平らに成形しようとしたんだけど、
結局ハンバーガーバンズみたいになった。
パイナップルクリームを絞ります。
粉糖をファサー。本当はパールシュガーがいいんだろうけどね。
パイナップルのトロペジェンヌとガレットブルトンヌのできあがり。

トロペジェンヌは、ブリオッシュは二次発酵長めにしたのでふわふわだし、やっぱり台湾パイナップル使っただけあってセブンのより美味しくできたと思う。マリトッツォほどのインパクトはないけどね😂

個人的にはやはり鳳梨酥風ガレットブルトンヌが、いつ作っても美味しいと思うなあ。レシピはこちら↓おさちさんのYouTubeなんだけどね。製菓好きな人にはぜひ作ってみて欲しいオススメ。

おわり。

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