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ゴーヤあれこれと、ジーマーミ豆腐

ハイサイ!ケイチェルおじだよ。

みんなゴーヤー食べてるー?

しーん

やっぱりみんな食べてないよね…分かってる。去年いくつかゴーヤの記事を書いたけど、漏れなくスキが少ないし、そもそもおいたんの知り合いでゴーヤ好きな人はいない。近所に住む沖縄出身の友人ですらあまり好きじゃなさそう。

ゴーヤ好きな人でも、お子さんが嫌いだから作りにくいって人も多いと思う。おいたんも子供の頃はニガウリ大嫌いだったし、子供が苦いの嫌いなのはしょうがないよね。

大人になってなぜか好きになったけど、noteの記事にするときはゴーヤを塩揉みしてさらに水に晒して苦味を抜くやり方ばかり紹介してたんだわ。そうすると食べやすいし、沖縄料理の居酒屋で出てくるゴーヤチャンプルみたいに洗練された感が出る。

と思ってたら先日、沖縄料理のスペシャリストである瑞樹さんがゴーヤについての記事を書かれてまして。

こちらの記事によると、ゴーヤの苦味を抜いてしまうと大事な栄養素まで抜けてしまうので、できるだけ苦味と上手くお付き合いしましょうとのこと。

確かに、おいたんも薄々感じてはいたけど、苦味を抜いてしまったらゴーヤである必然性ないんだよな。あの苦味が何の病気を予防するのかは知らないけど、そのレゾン・デートルを消してまでゴーヤを食べる必要ないんじゃないかとすら思えてきた。

瑞樹さんによると、ゴーヤの苦味は鰹節を使うことによっていくらか和らげることができるそうだ。それに基づいて2品ゴーヤの和え物レシピが紹介されてたので、おいたんはさっそく作ってみたというわけよ。

とりあえず、ゴーヤ1本の4分の1ずつを使って2種類の和え物を作ります。

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どちらも雪塩(海水塩なら何でも)で10分ほど揉み、片方は鰹節・ごま油・醤油・レモン汁、もう片方はオリーブオイルと醤油で味付けします。詳しくは瑞樹さんの記事へGO。

鰹節のやつは昨日のつぶやきで紹介したソーキそばの付け合わせで。

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久々に苦いゴーヤ食べたけど、苦くても美味しい。何となく懐かしい味がする。ただ、おいたんは慣れてるから好きだけど、ゴーヤ苦手な人は多分これムリだと思う。塩水に晒した栄養ないバージョンで徐々に慣らしてくれ(笑)

オリーブオイルの方は昨日の夕食に少しだけ。

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↑目立たないけど鯖とキャベツとトマトに挟まれてる濃い緑部分がゴーヤだ。

で、真ん中下の小皿はジーマーミ豆腐。去年作ったときにパリのユイじょりさんからも好評をいただいたんだけど、

府中に新しくできた沖縄ショップでジーマーミ豆腐が3個410円とかで売ってて、その値段なら作ったほうがいいんじゃね?と思って、今年もピーナッツバターを買ってきて自作しました。

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材料はこれと水だけ。ピーナッツバターはカルディに売ってた無塩無糖のやつだけど、まあ塩や砂糖が入ってるやつでもいいんじゃないかな。さすがにクリームのやつはダメだと思うけど。

ピーナッツバター50g、片栗粉50g、豆乳200cc、水200ccを混ぜながら、中火で煮立たせます。

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とにかくぐーるぐるとヘラでかき混ぜよう。え?ずっと混ぜても液体のままなんですけど、こんなのが豆腐になるんすか?って疑心暗鬼になってくると思う。

するとだな、

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あるポイントで突然液体が餅みたいになるのだ。その貴重な瞬間を写真に収めることができました。

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で、完全に餅になったらケーキ型にでも流し込もう。氷水で冷やして粗熱をとります。

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ラップして冷蔵庫で1時間もすればできあがりだよ。

ちなみに型に入りきれなかったぶんは、温かいまま砂糖醤油で食べてみました。

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これなかなか美味いわ。黒蜜とかだともっと洗練されたデザートになりそう。誰かやってみて。

ところで、沖縄と言えばスパムポーク。先日ロピアでバックリブと一緒にこれも買ってきたんだけど、

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フランス産のスパム缶。ユイじょりさんによればフランスで見たことないらしい。おいたんも初めて見た。実にフランス製らしく、蓋が固くて開かない。やっぱり缶ごと食えってことなのか!?

そんで、今日の夕食はそのスパム缶(中身)とオリーブオイルで和えたゴーヤで明太子パスタ。

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ゴーヤでコンソメたまごスープも作ってみた。ジーマーミ豆腐はめんつゆかけただけ。これでもなかなか美味い。

パスタはジェノベーゼにしようかとも思ったけど、明太子にして正解だったな。ゴーヤ&ポークと合うよ。

前にも何回か紹介してる国分寺のメランツァーネっていうイタリアンのお店で、豚肉とゴーヤと卵の味噌炒めパスタってのがあって、それがめちゃ美味いんだ。自分でも作ってみたいけど、味噌味のパスタって作ったことないからちょっと自信ないんだよなあ。どなたか作ってみません?

おわり。

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