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葡萄のフランクフルタークランツ

グーデ!ケイチェルおじだよ。

モインモインは北ドイツの挨拶、グーデは南ドイツの挨拶らしい。そんで昨日作ったお菓子は南ドイツの中心都市フランクフルトの王冠ケーキ、フランクフルタークランツだよ。

日本ではユーハイムっていうお店のやつが有名らしいね。おいたんは食べたことないけど。ていうかフランクフルタークランツ自体食べたことない。以前バタークリームを作ったときのクイズで、しずかさんが「フランクフルタークランツ」ってお答えになって、それで調べて初めて知った。バタークリームケーキの野暮ったいイメージに反して、フランクフルタークランツはとても優雅な見た目だよね。

前から作ってみたかったんだけど、この3連休に満を辞してチャレンジしました。

レシピはこちらの2つを参照。

基本的にケーキ生地の方はYouTubeのドイツパティシエmotomoneさん、デコレーションの方はクックパッドのぷーこさんのレシピという感じで、作りやすいように変えてます。

王冠の飾りには、ちょうど葡萄の季節ということで種無し皮ごと食べられるナガノパープルを使用。10粒で600円近くする貴族の果物だ。桃のときは1個400円もして高いとかブー垂れてたくせに、葡萄となると抵抗なく買ってしまった。もしかしたら桃より葡萄の方が好きかもしれない。というわけで材料でーす。

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<葡萄のフランクフルタークランツ:初戦スカッド>
・スポンジ生地
薄力粉:40g
コーンスターチ:20g
卵:2個(卵黄と卵白に分けておく)
グラニュー糖(卵黄用):30g
グラニュー糖(卵白用):20g
オリーブオイル:大さじ2
牛乳:大さじ3
・クラクラン
グラニュー糖:30g
水:大さじ1
アーモンドダイス:30g
・バタークリーム
卵白:1個分(34g)
グラニュー糖:50g
無塩バター:85g
・その他
粉糖:適量
葡萄
*複数のレシピを変えてますので、正確には元レシピを参照ください。

昨日のクイズ、なんとお一人だけ「ユーハイムのフランクなんちゃら」とドンピシャでお答えになった、アメリカ西海岸にお住まいのきこぺんアロハさんが優勝でーす🏆🏅🥇お菓子作りに詳しい他の方々がことごとく外すなか、きこぺんさんはなんで分かったんだろ!?もしかして密かに来日しておいたんちの換気扇に張り付いてたんではないかと疑うレベル😂

何はともあれ2回目の優勝おめでとうございます。では作っていきましょう。

①スポンジ生地作り

スポンジはほぼmotmoneさんのレシピ通り。別立てでシフォンケーキっぽい生地のよう。卵黄にグラニュー糖を擦り混ぜ、オリーブオイル、牛乳の順に混ぜる。卵白を泡立てて、グラニュー糖を加えながらメレンゲを作り、卵黄パートと混ぜます。

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これにふるった粉類(薄力粉とコーンスターチ)を混ぜて、生地はできあがり。

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↑エンゼル型がないので100均のシフォン型で。一年前に初めて作ったシフォンケーキがフランクフルタークランツみたいな形になったのを思い出して、高さを抑えればシフォン型でイケるんじゃね?と閃いた。

180度で20分焼きました。ほーら、狙い通りの形になってる。

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生地としてはシフォンというよりスポンジに近い、しっとり系。コーンスターチが入ってるからかな。

余った生地はデコ型で焼いてみました。

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こちらはきこぺんさんへの優勝賞品として、アメリカ西海岸に向けて多摩川から流したいと思いまーす🤣

↓一応、逆さまにして冷ましました。空き瓶はおろか空きペットボトルすらなかったので、みりんの空きボトルで😂

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②クラクラン作り

フランクフルタークランツについてるボロボロしたやつはクラクランというらしい。グラニュー糖と水を鍋にかけ、115度に達したら火から下ろしてアーモンドダイスを加えます。

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最初、ねちょっとしてダイスが固まるんだけど、混ぜてると砂糖が再結晶化して嘘みたいにパラパラに!手品じゃん、これ。

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このクラクランはつまみ食いし出すと止まらんやつですよ。余ったやつはバニラアイスにかけて食べても美味しいらしい。

③バタークリーム作り

バタークリームはいつものスイスメレンゲで作りました。湯煎にかけて50度まで温めたのちツノが立つまで泡立てたメレンゲに、少しずつバターを加えていきます。

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↑冷蔵庫の卵白ストックが2個分あると思ってたら、1個ぶんしかなかった。

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卵白1個分でも一度も分離することなく、綺麗なバタークリームができるもんだね。

④組み立て

パーツが揃ったので組み立てていきます。

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スポンジ生地を半分に割ってバタークリームを塗ります。

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ここでシロップ作るの忘れてたことに気付く。まあ結構しっとりした生地だしシロップは要らんかと思って強行。

サンドして全体にバタークリームをナッペします。ナッペ下手なのはご愛嬌。

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どうせクラクラン貼り付けるからナッペ下手でも無問題。スプーンでクラクランを全体に貼り付け、さらに粉糖をファサーします。

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上の方のクラクランを剥がすようにスプーンで溝を掘り、そこにバタークリームで台座を作ります。

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台座の上に半分に切ったナガノパープルを乗せて完成。

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ケーキを横倒しにして食べるドイツ式で頂きます。

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スポンジはしっとりフワフワ、バタークリームも軽やかな味わいにできたし、サクサクのクラクランがたまらん。そして貴族の果物ナガノパープルは酸味が少なくてあまーい葡萄だな。バタークリームよりも甘いからしっかり味を感じられて、まさにこのケーキにぴったり。

ユーハイムのフランクフルタークランツは、冷蔵庫に入れて冷たくして食べるのもオススメらしいので、残りは冷蔵庫に入れて3日くらいかけてちょっとずつ食べます。多少日持ちがいいのもバタークリームケーキの醍醐味だね。

☆☆☆

昨日フランクフルタークランツ作ってるあいだに録画してたAXNミステリーの『パティシエ探偵ハンナ

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アメリカのドラマらしい。昨日から第1話が始まったんだけど、可愛い猫も出てくるし、美人パティシエが次々に起こる殺人事件を解決!っていう、まさにおいたんのために作られたようなドラマだ。来週からは『グルメ探偵ヘンリー』っていうのも始まるらしいし、ここにきてAXNミステリー熱が高まってきた。こういうの観始めると時間がいくらあっても足りなくなるんだよなあ。

☆☆☆

ナガノパープルと言えば、録画してたブラタモリ松本編も見ました。松本編というより松本城編🏯だったな。

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サッカーには見向きもしないアイシャちゃんが珍しくじっと見てた。タモさんが好きなのかな(笑)

おわり。

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