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人や社会との繋がりで思う事①

こんにちは🐾
常々考えている事を文字として残しておきたいと思い、久々の投稿です。

人との繋がりの認識

多様性に思うこと

私は鬱病や不安障害を持っており、そういう意味ではマイノリティ側(社会的少数派)に属しています。その立場で生きていて思うのは、人と人は本当の意味で理解しあえない。

世の中は今、多様性という言葉で溢れかえっています。これは一見『様々な属性の人を認めて仲良くしよう』みたいな言葉に感じますが、実際は違う側面もあると考えています。
私が思うに多様性とは、人を特定の属性に括って区別することで、マジョリティ側(社会的多数派)の人間がマイノリティ側の人間との関わり方を明確化することが大きな目的。
つまり、マイノリティのための言葉に見えて、実はマジョリティのための思想である、という訳です。

生きやすい環境づくり

大枠ではこのような社会は間違ってなく、むしろ良い事だと思います。健常者が各病気について知ることは私たちにとってとても重要です。
しかし精神疾患当事者として、これでは不十分であると肌身で感じているのも事実です。なぜならば、精神疾患は同じ病名でも症状は人それぞれ異なるから。特に企業で働く上で感じるのは、精神疾患は病名が違っても一括りにされて比較されることが多いです。
ただ、その状態を嘆いて分かって貰えないと文句を言っていても変わらないのは事実。必要なのは困ったときや面談の場などで個人として症状や思いを説明することだと思います。話すのが苦手なのであればメールなど文章で伝える方法もあります。

ここで述べた職場での対応はあくまで生活の一例です。家族や友人との関係でも同じことが言えます。病名ではなくあくまで一人の人間として接してもらう為に働きかけることが、結果として生きやすい環境を実現する道になるかと思います。

長くなりそうなので今回はここで区切らせてもらいます。
読んで頂きありがとうございました。

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