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クラロワリーグ | CRL World Finals | 2018 #tb | CRL世界一決定戦(4) 個人的活動記録モーメント

2019年の「CRL世界一決定戦」が近づく今だからこそ、昨年2018年のことをふりかえろう。最終回となる4回目は、番外編。まだnoteを開始する前の筆者(@kabutom1938が当時何を考えてどんな気持ちで情報発信活動をしたのかについて。

『クラッシュ・ロワイヤル』の公式eスポーツリーグ「クラロワリーグ」(Clash Royale League, CRL) 2019年のチャンピオンチームを決める公式の国際大会「2019 CRL世界一決定戦」が近づいている。決戦の日は12月7日(日本時間8日)、舞台はアメリカLAだ。
当noteでは”Throwback(#tb)”企画として、昨年2018年の「CRL世界一決定戦」をふりかえっていくことにした。全4回の第4回は、番外編として個人的なふりかえりを。

内容としては、過去にまとめたこのモーメントと重複する部分が多い。今回はそこに、”当時何を考えてどんな気持ちで情報発信活動をしたのか”を語り加えた。今回の番外編は個人的な内容が多く、先の3回と比べると資料的価値があるとはあまり言えない。ただ、ここで一度書き残しておきたかった。

関連note(クラロワリーグ | CRL World Finals | 2018):
CRL世界一決定戦(1) 出場6チーム紹介
https://note.com/kabutom/n/n3e72d8ddb5f6
CRL世界一決定戦(2) スコアレポート
https://note.com/kabutom/n/nc58cc984199e
CRL世界一決定戦(3) トピックス
https://note.com/kabutom/n/nb272147e6374
CRL世界一決定戦(4) 個人的活動記録モーメント
https://note.com/kabutom/n/nfb7aea372e2f


Column:フォロワー数100未満の零細Twitterアカウントで大人気ゲームの公式国際大会の宣伝や情報発信をする意味はあるだろうか?

柄ではないけれど、少し語る。

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トランプや将棋などのアナログゲームとちがって、コンピューターゲームには寿命がある。ハードやソフトが故障すれば遊べなくなってしまうし、デジタル技術が日々進歩する中で何年も前のゲーム機を遊べる状態で維持し続けることはけっこう難しい。インターネットの普及とともに増加の一途にあるオンラインゲーム(スマホのゲームの場合オンラインを前提としないゲームの方が少ないだろう)の場合、事はより深刻だ。サービス終了後、その世界でそのゲームを楽しむことは二度と誰にもできなくなる。個人の努力ではどうしようもない。

サービス終了したゲームで、公式サイトや公式コミュニティが維持されるケースは少ない。これだけ情報にあふれた社会なのに、終わったゲームの情報はみるみる世界中から消えていってしまう。僕はそれが寂しい。
そこで、夢中になったその時のことをいつか懐かしく思うときまでなにかが残せればという思いで、自分がハマったゲームに攻略Wikiがなかったり、Wikiはあっても情報不足だったりしたときには、ちまちまとWikiを作って記録を残すようにしてきた。無料サービスを使って作るのは、僕がケチなのと僕に何かあっても残るだろうとの理由でだ。

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2018年3月、クラロワリーグの発足が発表された。自分がハマったゲーム、それもスマホのカジュアルなゲームにプロリーグができるだと! この特報に僕はテンションが大きく上がって、WikiのCRL特集に大いに力を入れた。海外の先駆者をまねてTwitterでも少しづつ選手STATSなどを流すようにもなった。アクセス数もフォロワー数も微々たるものだったけれど、日本語でそういう情報発信をしているファンが少なかったせいか、たまにプロ選手に反応してもらえることもあった。それだけで十分にうれしかった。

2018年11月、クラロワリーグアジア シーズン2が終わった。12月の世界大会まで1カ月空く。僕は大きな焦りの気持ちを持った。まだ先とは言えいずれ終わりが来るスマホゲームの、来年が確約されていないプロリーグ、しかも公式世界大会の決勝を異例の日本で開催する。これほどの大きな舞台、しかも最後になるかもしれないお祭りまで1カ月もブランクがある。そこら中に楽しいことがあふれた現代、1カ月は熱が冷めるのに十分な長さだ。しかも、夏のシーズンオフの公式やメディアからの情報量を思い出すと・・・
大丈夫なのか、心配だ、微力は承知で何かできないだろうか、何ができるだろうか、あれこれ考えた。

客観的に見れば、象の健康をアリが気遣うような滑稽さがそこにあるし、基本的に自分はそういう滑稽さを忌避する人間なのだが、その時は大真面目も大真面目だった。

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1つ。ふと思い出したのは、CRLのWeb配信コメント欄であまりにも基本的なことを流れも読まずに質問してくるヒトたちのこと。少し詳しいファンなら当たり前のように知っていることでもまだまだ知らないヒトたちがいる。空気を読んでコメントを控える人もいるだろうから、実はけっこうな数いるのかもしれない。ならば、あまりに基本的に思えるインフォメーションであっても発信することに意味があるはずだ。よし、CRL世界一決定戦の情報を世界中からかき集めて基本的なことでも臆せずどんどん紹介しよう。

2つ。手持ち武器はWikiとTwitter。Wikiは見に来るもの、Twitterは共有するもの。当時のフォロワー数は(うろ覚えながら)100未満だが仕方ない、ほかに手段がないしTwitterを使おう。とにかく最大の敵は”1カ月のブランク”なので、2,3日おきに途切れずに発信することが最優先だ。固有名詞やハッシュタグをつけていけば、興味のある人に引っかかる確率も多少上がるだろう。運よく影響力のある人が見つけてくれれば、話題になってCRLが注目されたり楽しみにされたりするかもしれない。・・・では予定を立てようか。
そんなこんなで実際に発信したTweet群はモーメントの通り。今noteでも、以下のコーナーで恥ずかしながら紹介していく。

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”フォロワー数100未満の零細Twitterアカウントで大人気ゲームの公式国際大会の宣伝や情報発信をする意味はあるだろうか?” 

正直、たぶん効果はさほどない。でも、目的によるけれど意味はある。
僕の活動で来場者が増えたりPV参加者が増えたりはしてないと思う。ただ、こういううっとうしい熱のあるファンが1人でもいたのだ、という事実が運営サイドや選手になんとなく伝わって、彼らのモチベーションを1ミリでも上げることには繋がったのではないか。自己満足でしかないけれど、手持ちのリソースでやれることは1人のファンとしてすべてやり切った。そこにひとかけらも悔いはない。


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Format予想

ここから下はモーメント。だいたい時系列に沿って並べている。

まず発信したのは大会のFormat予想。「6チームが1日で優勝を決める」ことは分かったけれど詳細がちっとも明らかにされなかったので、不満表明がてらいくつかのパターンを具体的に想定してみた。
GWのshun選手に拡散して頂けたのは幸運だったし本当にうれしかった。


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7つの公式チャンネル

数日おきにとにかく情報を流すことが肝心だと、次に発信したのはYoutube公式チャンネルについて。7つも公式チャンネルがあるのに、公式側でその一覧をInternetのどこにも置いていなかったこともあって。(尚、2019年11月現在もない)


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3つの公式サイト

3番目に発信したのはCRLの公式サイトについて。世界中で3つの公式サイトがあるのだが、”プレイヤーは自国のリーグしか興味ないだろう”と想定されているのか3つを統括するPortalサイトがないのだ。(尚、2019年11月現在もない)(ツイート中の一部URLは今ではリンクが切れてしまっている)


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Fantasyロワイヤル

4番目に発信したのは、関連企画「ファンタジーロワイヤル」の参考になりそうな6チームの選手紹介のサイト群。なじみのない選手をデータや選手評で覚えながら、あれこれ予想をするのって実に楽しい遊び。好き。


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World Finals "2017"

5つ目に発信したのは、前年2017年のふりかえり。昨年の大舞台に出れなかった選手、出たけれど思うような結果が出せなかった選手、昨年は出れたけど今年は届かなかった選手。それぞれに強い”思い”があるはずで、そこに想いを馳せられるヒントを共有したかった。


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CRL世界5リーグの地域Final

6つ目には、2018年の地域決勝の動画URLを発信。ダイジェストではないのでニーズはあまりなかろうとは思ったものの、”どこにあったか知らないだけで見てみたいと思っていた”というファンが1人でもいて、そこにもしも届けばいいなくらいの気持ちで。


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試合以外の動画を各チーム1本ずつ

7つ目に発信したのは、出場チームの試合”以外”の動画Clipを1本ずつ。どうしても日本では日本チームの情報が多くなるけれど、”海外チームの選手も同じゲームのことが好きな気のいい若い兄ちゃんたちだよね”ということを少しでも共有したかった。全然知らない外国の選手との試合よりも、STATSも知っててオフ動画も見ててなじみのある外国の選手との試合の方が絶対に観ていて面白い。(ツイート中の一部リンクは残念ながら切れてしまった)


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CRL中国公式による戦力分析

情報量世界一のCRL China公式HPから出場6チームの戦力分析記事を紹介。中国語は分からないけれど、図表は言語の壁を越えていく。ということで、いくつかをピックアップしてまとめて共有。


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CRL英語公式のチーム紹介

CRL英語公式からも大会直前になってチーム紹介が順々に公開された。こちらは各チーム約2分の動画Clipだった。


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外国語情報のRT

当初の情報発信予定になくとも、面白かったり緊急性があったりしたものはRTした。


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日本語情報のRT

日本語での情報についても同様にRT。(一部のリンクは切れたり有料記事行きになっている)


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カウントダウン:CRL QUIZ

大会が迫る中、カウントダウンで何かやれないかなと考えて、1日1問全10回のクイズを発信することにした。人間というのは、クイズで頭を使ったり、予想と違う正解で驚いたりすると記憶に残る造りの生き物なのだ。参加してくれた方の世界大会観戦を1ミリ増しで楽しくできたと思う、きっと。
(クイズの正解は各ツイートに返信でぶら下げてあるのでご興味があれば)


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大会後レポート1:試合結果


大会後レポート2:個人成績


大会後レポート3:FantasyRoyale


大会後レポート4:会場演出


大会後レポート5:中継画面


大会後レポート6:Story


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最後に。

報いが欲しくていろいろやったわけではないけれど、画面の向こうの方々や公式さんから直接こんなことを言って頂けたときは言葉にならないものがあった。2018年の世界大会から数か月後にBlog(本note)をはじめることになったのも、この時生まれた感情ぬきではありえなかったと断言できる。




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League Information

「クラロワリーグ アジア」Clash Royale League Asia, CRL Asia
Official HP(JP/EN/CN/KR)
https://crl-asia.com/jp/
Youtube(JP) クラロワリーグ アジア
https://www.youtube.com/channel/UCtECyE5fuzAqMi1zNLnttIg/featured
Youtube(EN) Clash Royale League Asia
https://www.youtube.com/channel/UC93yASowKvnrUpvWsCe4F7A/featured
Youtube(CN) 皇室戰爭職業聯賽 亞洲賽區
https://www.youtube.com/channel/UCpmxCb5IK9HrN91zqGIt20w/featured
Youtube(KR) 클래시 로얄 리그 아시아
https://www.youtube.com/channel/UCHckjM64zrnMdB-D8cvuPew/featured


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Wellplayed !


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