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一目均衡表を1から勉強する編

今回はGW前に久しぶりの勉強編。
テクニカル分析を身に着ける、
これが直近の目標となった。

最近はあまり時間が取れず、
何回かに分けてまとめていく。


✅ 一目均衡表とは

昭和初期に日本で完成された
テクニカル指標なのだそうだ。

「売り手と買い手のバランスが
崩れた時に相場は大きく動く」

という考え方に基づく。

つまり、売り手と買い手、
現状でどちらが優勢かを
判断する為のツールとなる。


✅ 一目均衡表の構成

一目均衡表は5本の線で構成される。
書き方を順番にまとめていく。

① 基準線

計算式は厳密には違うわけだが、
26日移動平均線とも似ている。

(過去26日間の高値+安値)÷2
 *移動平均線=
  (過去26日間の終値)÷26

てなわけで、チャートに描画。
ぽいっ。

計算式上やや移動平均線よりは
カクカクした感じになっている。

② 転換線

「転換」と言うが、
基準線との違いは期間のみ。
基準線が中期の線なのに対して、
転換線は短期の線ということだ。

(過去9日間の高値+安値)÷2

さきほどのチャートに重ねて猫画。
ぽいっ。

③ 先行スパン1

先行スパンは1と2があるが、
要は区別がつけばいいので、
たぶんA・BでもⅠ・Ⅱでもいい。

「基準線と転換線の中心を、
   26日先に先行させる。」

ん、どういうこと(?)
少し複雑になってきた。

文面からは読み取りづらいので、
図に整理して描いてみた。
よいしょっ。

9日と26日の間なので、
17.5日移動平均線みたいな感じで、
その点を26日先へプロットする。

図示してみたら分かりやすい。
なぜ先行させるかは一旦無視で。

④ 先行スパン2

これで4本目の線になるが、
難しく考えないようにしたい。

「過去52日間の最高値と最安値の
  中心を、26日先に先行させる。」

んー、やっぱ文面だと
頭に入りづらいかもしれない。

ただ、考え方は基準線と同じで、
52日移動平均線に似た感じ。
こちらも26日先へ。

ここで注目なのは、
先行スパン1と2の空間の、
薄く色が塗られている部分だ。

この色塗り部分を
「雲」というらしい。
ここは重要なポイント。
でも詳細は次回に持ち越し。

⑤ 遅行スパン

先行スパンとは反対の線だ。
遅行スパンは1本でいいらしい。

「当日の終値を26日前に記入する。」

書き方は結構シンプルだった。
中央値とかではなく終値ベース。

26日前に遅行させるわけだから、
当たり前だが他の線とは違って、
途中で途切れることになる。
らすとっ。

直近26日間は描画なし

✅ 出来上がり

というわけで、
余計なものは削除して再度描画。

  1. 基準線…青

  2. 転換線…赤

  3. 先行スパン1…グレー

  4. 先行スパン2…緑

  5. 遅行スパン…紫

上記の5本と「雲」。
これが一目均衡表ということだ。

さて、これをどう活用するか。
ここからが重要な話だけど、
詰めすぎても混乱してしまう。

なので今回はここまで。
こつこつ頑張りましょ。


💬おまけ(つぶやき)

最近の相場動向について考察。
予想通り日銀会合も据え置き。
口先介入でFOMCの利下げ待ち、
というのも見かけた気がする。

たぶん1ドル160円は超えそう。
(日本が終わってきている気が…)

この方の素性はよく知らないが、
有名なエコノミストだと思う。

こちらの記事を見つけたが、
私も同じような考えだ。

日本の半導体関連のガイダンスも、
これまでの市場予想が高まりすぎ、
相対的に弱く受け取られがち。
そんな風に感じた。

これからの決算シーズンで
3万7000円あたりを割れたら
そこからの復帰は難しそうだが、
円安がどう作用するか、
注目しておきたいと思う。

p.s.記事の中に🐈‍⬛が
一匹隠れているのは遊び心。
見つけたらコメントどうぞ。


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