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【月次報告】5月

どうも、かぶねこです。
月刊『kabuneko』の更新です。

嘘です。
何ですか、それ。

冗談はさておき、金融に関する記憶は忘れやすいという理由から投資に関するトピックを個人的に記録しておくもので、例月の相場メモです。

筆者の素人的な独断と偏見による記事になっており、熟練者の方々には投資の参考になりませんので、その点はあらかじめご承知おきください。


Anomaly

5月というのはSell in Mayとも言われるように、アノマリーでも不振の夏のはじまりとされます。

毎年傾向がばらばらで油断ならない月なのは、決算の時期だからでしょうか。今年の日本市場は大手企業の好決算が見られながらも、どこか警戒感が拭えない感じがあった気がします。

  • 半導体銘柄の下落・停滞感

  • 米国利下げ見通しの不透明さ

  • 為替の激しい動き

  • 夏枯れ相場への意識 (?)

★過去10年の騰落率
2015年 +5.3%
2016年 +3.4%
2017年 +2.4%
2018年 -1.2%
2019年 -7.4%
2020年 +8.3%
2021年 +0.2%
2022年 +1.6%
2023年 +7.0%
2024年 +0.2% new❢❢

筆者調べ


Economic indicators

今月の米国の経済指標をまとめてみます。
物価指数が市場予想を下回りインフレ懸念は後退したものの、FOMCの要人発言は利下げに慎重な姿勢のようです。上旬はあまり良いデータが出なかったですが、後半はややポジティブな印象だった気もします。

Topics

*米国市場

M7中心に全体的に好調だと思いました。22日に発表されたNVDAは、純利益が前年同期と比べ7.3倍となりAI需要の強さを示しました。

*日本市場

レーザーテックが経常前年比2.1倍の好決算で株価はV字回復。東京エレクトロン、アドバンテスト、SCREENなどの半導体銘柄は増益なもののチャートはいまいちでした。前に取り上げたオルガノは依然好調です。

電機ではパナソニック、富士通、三菱電機、金融ではMS&ADが過去最高益など景気の良いニュースも出ましたが日経平均はまだレンジ内です。

なお、半導体市場には日本政府も大きく投資しているようで、長期的には市場規模は拡大傾向とは思いますが、既にこれだけ価格上昇している中で買っておくべきなのか悩ましいです。


Exchange

為替は月初に日銀介入で4円近くも動いてニュースになりました。が、結局あまり意味がない感じです。セオリー的には日米の金利差縮小で円高に向かっていくのだと思うのですが、この先どうなるかよく分かりません。

引用:リンク先はこちら


一旦休憩🐈
ハニちゃんのショートカット素敵。


それでは、これらを頭に入れながらチャート確認してみます。

S&P500

5月上旬から好調で3月頃の高水準まで伸ばしています。最高値も更新したものの、勢いは付かず月末にかけてやや戻されているような形です。

NVDAの決算発表後からSP500が下がったのは意外でした。NVDAは6/7には10分割されるというニュースもありました。勢いよく上がったので少し戻すかもしれませんが、まだ上昇の匂いはします。

Nikkei225

米国とは連動していなさそうです。依然としてヨコヨコといった感じですが、長期移動平均線の下を潜っているので今は警戒感高めです。が、米国次第では、また上昇のタイミングを狙いたいです。


Fear and Greed

直近はFear寄りのNeutralです。まあチャートもそんな感じですね。どちらかに大きく振れた時が買い場または売り場だと思います。今は様子見かな。

https://edition.cnn.com/markets/fear-and-greed

最近、配属異動になり、noteが更新が遅れています。言い訳になっちゃいますが。まだまだ素人の記録メモですので、相場の見方、認識の違いなどあれば、ぜひ忌憚のないご意見をお待ちしています。


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