日経平均のPERとは

お疲れ様です、かぶ猫です。
今回は、日経平均のPERについてまとめ。

PERとは株価収益率のことで、日経平均株価に収益なんて概念があるのか不思議だったが、実際のところ、225銘柄を1つの会社として疑似的に扱うことで算出しているそうだ。

日経平均PER = 時価総額合計 ÷ 予想利益合計

算出方法には「加重平均」と「指数ベース」があるようで、一般的な加重平均で見た場合は、日経平均PERは15倍です。（一応、指数ベースで見るべきという意見もあるので紹介。）

日経平均のPER13倍、PBR1.2倍は実態とは異なる？正しい投資判断のために知っておきたいこと | トウシル 楽天証券の投資情報メディア

PERは、株価の割安さを測る指標だが、過去3年で見ると2021年からそこまで変動がない。2021年4月の日経平均は29,500円、2024年1月は35,500円ですから6,000円上がっていますが、予想利益も大きくなっているということになる。企業が儲かっているということだ。

注意したいのは、日経平均というのは、日本のトップ企業225社の集合であるという点だ。日本には企業が300万以上もある中で、これらの銘柄だけで構成されているのだ。

つまりは、実体経済を反映しているわけではない。もちろん日本の大企業が儲かれば、波及的に景気も良くなってくるかもしれないが、必ずしも私たちの感覚と一致するわけではないということに注意したい。

TMI🐈

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